2005 サイクルショー&色々


サイクルショーとその他の展示会で気になった物です。
なお高額車等は雑誌に載るでしょうから、個人的に面白そうだなと思ったものだけピックアップしました。

KOWAのDHフォーク、STAGE3。
DHサスペンションながらエアサスということで大変軽量な魅力的フォークです。透明だと中身がわかりますね。
ちょくちょく改良されているようで完成されてきています。
STAGE3の元となったJOULE ST。ポジ&ネガエアサスでシチュエーションにあったセッティングを行うことができます。
2005モデルとしては、可変ブローオフバルブが装着されたこと。そして値段は据え置き。これはうれしい。
これがそのキモ、可変ロックアウト機構。暗くてわかりづらい写真ですが、てっぺんに小さなマイナスドライバーを差し込めるところがあり、それを回すことでブローオフする衝撃を調整することができます。
うれしいことに、従来のJOULEにもオプション装着できるそうです。
こちらはちょっとフリーライド向けに振ったJOULE FR。
これもちょっと変更がありました。
クラウントップに付くレバーを回すことで80mm or 110mmにストローク変更できるようになりました。
デュアルエア+コイルスプリングにより、スムースな動きと幅広いセッティングが可能です。
モノづくり日本を代表する日東のニュータイプドロップハンドル NEAT M196 STI。フラット部が手前に10ミリほど湾曲しており、フラット部を持ったときの前傾度合いを和らげることができます。
まさに今時のコンフォートロードにピッタリです。
いいもの作ります、いい仕事します、日東さん。
日東と言えばクロモリやアルミ製品ですが、これはチタンのフラットバー&ステム。軽量フラットバー仕様に是非使ってみたいですね。
ダホンの軽量フォールディングバイク HELIOS SL。
ダホンの折り畳みは大変うまく考えられており、コンパクトに、きれいに折り畳むことができます。
ブラック&ゴールド系のカラーがとってもカッコよく、更にロルフのホイールが更にイメージアップ。
で、すっごくソソられたのが実測8.7キロと書かれていたこと。
う〜ん、気になる。
ダホンを扱っているアキボウさんがプロデュースするL.C.TRAMに装着されていたシフター。ちゃんとシマノ製です。
ドロップハンドルに補助ブレーキレバーを付けるのならここにシフターがあった方が楽だし、なんてったってSTIより安いですから。
アンカーの竹本選手のDHバイク。
フロントブレーキはXTのSTIです。昨年はXTRのSTIを使っていたと記憶しているのですが、DHでもSTIは有効と言うことですね。
アンカーの鈴木雷太選手のXCバイク。まあ、この写真ではちょっとわかりづらいのですがホイールがでかく見えます。
よーく見てみると29インチと書かれています。そう、29”仕様なんですねぇ。んっ??完組?
えっ、ハブにはWH-M959と書かれている。そう、旧XTRの完組ホイールのハブにWH-7701のリムを組み合わせて完組29”ホイールとして組んであります。
スポークはどうしたんだろう??
ブリヂストンから発売される子供用自転車。その名もKIX。
キックして走る。そうやって自転車に慣れる。で、慣れた頃に別売の(と言っても3〜4000円程度)BB&クランク&チェーンを取り付ければ自転車になると言うモノ。
毎度おなじみ、ジャイアントのトライアラーオカッピこと岡村君のバイク。
リアはマグラのHS-33だけど、フロントはヘイズの油圧ディスクですね。前後で違うと乗りづらくないのかな?いや、彼くらいになると関係ないのかな。
私はディスクだとジャックナイフなどもちょっとコントロールしづらく感じるけど。
それはウデのせいですね(^^;
ジャイアントのマエストロサスペンション搭載のFAITH。8インチストロークを誇りながらも、どこにもDHという言葉が出てこない。おそらく下りだけに的を絞ったバイクではないことを言いたいのかな。
スタイルもなかなかカッコ良い。
リンク部の詳細。
会場で渡されたマエストロのパンフレットを見ていて気づいたんだけど、このFAITHはアッパーリンクがプルロッドタイプの変形4バーリンケージだけど、6”のREIGNと4”のTRANCEはベルクランクの変形4バーリンケージでした。う〜む・・・・
それはそうと、これをバーチャルピボットと呼ぶべきか?バーチャルピボットと言えばバーチャルピボットだけど、ならば世の中のリンク式サスは全てバーチャルピボットとなる。まあ間違いではないけど・・・・
今年のロックショックスの目玉、モーションコントロールの透視図。インナーチューブ上部の赤いスプリングチューブとその下にセットされているバルブ、そしてスプリングチューブ内にあるバルブがキモとなっております。
FSAの完組ホイール。ハブの中央にフランジがあって、両端のフランジだけではなく、中央のフランジからもスポークが張られています。
リアも同じような構造。どうやらスポークを中央から張ると、両端のスポークが空気を攪拌するから中央から張って空気抵抗を少なくしようということのよう。
2輪駆動のMTB。過去にもフレキシブルシャフトを用いたこのような物があったけど。
ところで後輪がロックしたらどうなるの?と聞いたら、ワンウエイクラッチがあるからそれが原因で前輪がロックするようなことはないと言っていた。
ってことは、前輪の回転数が後輪の回転数を超えると前輪への駆動力はキャンセルされるということ。
それはそうと、駆動ロスとか音はどうなんだろう?また砂粒などの異物を噛みこんでも大丈夫なのか?フロントに駆動力がかかると言うことはハンドリングはどうなるのか?
ましてやこんなに歯車が露出していては、万が一首に巻いたマフラーが挟まれたらどうなっちゃうんだろう?
とは言うものの、興味深い物ではあります。
KHSに飾ってあった次期ニューDHマシン、DH-001。日本発の企画で作られたバイクだそうです。
ユニットはマニトウSWINGER COILのけっこう長い物を使用しており、フレーム側マウントはダウンチューブ上にいくつも設けられた穴を利用して取付位置を変える=BBハイト&ヘッドアングルを変えられるようになっております。
リアキャリパーもフローティングマウント。
そのKHSのブースにあった面白パーツ。AHEADステムのキャップを延長してDHポジション(MTBで言うところのDHではありません)をとれるステム。
強度的に問題さえなければ結構面白そうだしウケそう。
同じくKHSのブースにあった20”完組ホイール。
ここのところホイールと言えば真っ黒仕様が流行っていただけに、シルバー系のホイールはなかなかハデでカッコよい。

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