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今年のトレックはハイエンドモデルが更にバージョンアップ。
ロード系ではトップグレードのMADONE 5.9SSLXが6.9SSLへと進化。OCLV 55+ウルトラハイモジュラスカーボンへと進化し更なる軽量化を実現。
他ブランドとの差別化を更に図っています。
MTBではFUELのストロークが伸びメインピボットにカートリッジベアリングをインストール。そして大幅な軽量化。
同様にFUEL EXシリーズもロングストローク化と軽量化が進みました。
もちろん他機種もちょこちょこ進化しています。

MADONE SSL6.9。
OCLV+ウルトラハイモジュラスカーボン+ちょこちょこ改良により560mmで実測880gとのこと。
トレック曰く、実測で900gを切るフレームはほとんどないとのこと。
また、ウルトラハイモジュラスカーボンは軍事用のカーボン材と言うことです。
2006のSSLXよりお安くなって\900,000です。フレームは\380,000です。
同じフレームを使いつつもうちょっとお手頃なMADONE SSL6.5\700,000もあります。
もうちょっと現実的な話しとして、MADONE SL5.9のフレームが\230,000で登場(ネーミングはMADONE SL5.2ですが)というのが目玉かも。
女性向けにフレームの寸法取りやサドルなどを専用に設計したWSDシリーズ。
これは1500WSD。
アルファSLRアルミフレームにアルテグラ+105ミックスコンポーネント。
なかなかきれいなカラーリングでした。
\205,000
TOP FUEL 9.9。\650,000
近年のクロカンバイクの進化に伴い、フロント100mmストロークに対応。またリアホイールストロークも90mmへ。
更にメインピボットはカートリッジベアリング入りになりました。
そうすると重くなってしまいそうですが、リバックがR9000になり、なんとリアだけで200gも軽くなったそうです。
結局06のTOP FUEL110より200g軽くなっているそうです。
リアアームもクリアランスが広がり、2.5サイズのタイヤもOKになると同時に剛性もアップ。
アルミモデルもTOP FUELを名乗るようになりました。
F 100mm、R 90mmに、ベアリング入りピボット、ワイドスイングアームなど上級モデルと同じ特徴を持ちつつも06 TOP FUELよりもフレーム重量は50g軽くなったそうです。
FUEL EX9.0。\450,000
XTRコンポーネントのEX9.5もあります。
EXシリーズもバージョンアップ。
リアのホイールストロークを100mmから120mmへ、ピボットベアリング位置、スイングアームにピボットの追加などトピックス色々です。
メインピボットのアップ。
写真が斜めになってしまいちょっと見づらく申し訳ございません。
昨年モデルよりベアリング位置を外側に配置しました。
この考えはシマノのホローテック2クランクのBBと同じ考え方で、更なる剛性アップになっています。
EXのリアエンド部の拡大写真。
リアのストロークアップに伴いスイングアーム部にもピボットが追加されました。
ま、本来こうでなければいけないんですが。
今まで以上に動きはスムースになりました。
8000のリアのアップ写真。
8000はシートステイの形状が6000シリーズや4000シリーズとは異なります。
さて8000ですが、ずいぶんと軽量化の進んだFUELと同様なハイドロフォーム化されたパイプにより、100gもの軽量化がなされています。
また100mmフォークに対応したフレーム設計になりました。
こちらは6000。
6000も既にハイドロフォーミングによるパイプワークは施されていたのですが、更に手の込んだ仕様になり、こちらも約100gの軽量化がなされています。
そしてやはりフレームは100mmストロークのフォークに対応した物になりました。
今までのトレックにありそうでなかったフラットロード系のバイク、FXシリーズ。
これはトップグレードの7.9FX。
フルカーボンフレームで\265,000
3X10の30段変速仕様です。
フルカーボンのちょっと変わったハンドルが付いています。
こちらはカーボンバックの7.7FX。
もちろんリアのみならずフロントフォークもカーボンです。
そしてまさにスペシャライズドのシラスと真っ向対決の7.3FX。
トレックの4000シリーズや6000シリーズに見られる、極細シートステイ&チェーンステイがしなやかな乗り味を期待させます。
ハイドロフォーム工法になり、なんと対昨年モデルで450gも軽くなっています。
そしてカラーリングがとても美しい。
\68,000
ディスクブレーキ台座とキャリアダボ、フェンダーダボも付いていました。

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