GARY FISHER PIRANHA

2009モデルでフルモデルチェンジした、ゲーリーフィッシャーのハードテールバイク。
昨年までの丸パイプを変形させたようなスタイルから、ハイドロフォーム工法を用い、かなり大きく変わりました。
グラフィックもかなりアグレッシブに変更。
でも一番大きく変わったのはディメンジョンと言えるでしょう。
ゲーリーフィッシャーさんが唱えるジェネシスジオメトリが進化し、G2ジオメトリとしてフォークなども専用設計になりました。
G2ジオメトリによりトレールが最適化され、俊敏性と安定したハンドリングが両立。
机上の理論だけではない、まさに走って作られるブランドならではですね。

フォークはロックショックスのTORA SL。
G2ジオメトリに対応した専用フォークです。
コイルスプリング仕様の100mmストローク。
プリロード、ロックアウト、リバウンド調整機能付きです。
ブレーキはうれしいことにシマノの油圧ディスク。
これならハードに山々を走り回っても問題ありませんね。
サドルとグリップをカラーコーディネイトしています。

変速機関係はSRAMで統一。
アクティブに乗るMTBならSRAMのコンポーネントはなかなかいいですね。ディレイラーがチェーンステイを叩くことがありませんので。


そしてG2ジオメトリの要がこのフォーク。通常のフォークよりオフセットを多く取った専用クラウンを装備しています。
近年のMTBは以前に比べフォークがロングストローク化し、キャスターも寝ている傾向にあります。
しかしそれではトレールが大きくなり過ぎ、ハイスピードではダルなハンドリングに、ロースピードなテクニカルセクションではふらつきの原因になりかねません。
それらを解消するために通常のフォークに比べクラウン部のオフセットを多く取り、トレールを適正化させたのがG2ジオメトリなのです。
そう、ゲーリーの思想に基づきフォークメーカーに専用フォークを作らせてしまったのです。
さすがゲーリーフィッシャー!


税込価格 \120,000

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