まじかよ、世界にたった35台、日本に4台のバイクが当たりました!
って言ってもタダでもらえるわけではなく、購入する権利が当たったわけです。う〜、今月はジャイアントさんへの支払いがすごく高くなる....
ま、それはともかく、せっかくですから事細かにご紹介していきましょう。
まず箱を開けるとこんな感じ。写真切れちゃってますけど、手前に見えるAX-LIGHTNESSのスペシャルゴールドサドルが眩しいです。
このバイクはオンセのメカニックMonolo Saizと
Faustino Munosの両氏によってオランダの工場にてアッセンブルされたバイクですので、実はほとんど組んである状態です。よってMANUFUCTURED
IN NETHERLANDSなんです。
梱包を剥がすとこんな感じ。これなら、ちょちょいのちょいで組めそうですが....
をいをい、メカニックさんよ、ちゃんと組んだんでしょ?ギアちゃんと入らんよ。エンド修正しなきゃならないじゃん。
24K金メッキのエンドを修正するのはちょっと勇気がいる??
ここらへん、なんかすごくゴージャスです。
それにしてもフレーム、ハンドルバー、ステムのブラックとノコンのゴールドケーブルが精悍でカッコイイです。
そして
これらが目玉のスペシャルパーツ群。カンパニョーロの最上級グレード
レコードのブラックバージョンです。そしてクランクはもちろんレコードカーボンです。
色々見ていくとさすがにプロ向けセッティングになっています。こんなワイヤーでさえも究極の?処理です。まさにプロスペックたるところでしょうか。
インナーワイヤー留めボルト以降の余ったワイヤーは重量増を招く不要な部分です。プロ仕様は余計な分はカットして少しでも軽量化に貢献しております。
でも普通のバイクでここまでやるとワイヤーの再調整の際に面倒なことになるのでやりませんが。けど本当はやりたい。やっぱ余分なインナーは短い方がカッコイイですから。そしてノコンのゴールドアウターも最低限の長さなのはもちろんのこと。
あとホイールに合わせブレーキシューはもちろんハイペロン用になっています。
カメラを斜めにして撮影したのは失敗だったか?
ダウンチューブのジャイアントロゴの脇になにげにシリアルナンバーが入っています。単にステッカーが貼ってある訳じゃありません。ロゴと同じくカーボン層の上に貼ってありその上から樹脂で固めてあります。よって剥がれることはありません。こんな小さなところにまでスペシャルになっています。
そして更なるおまけ付き。
オーナーズカードの表と裏(どっちが表だ?)。
片面は見ての通り2002ツール・ド・フランスのチームTTでの表彰台上のONCE-EROSKIチーム。直筆シリアルナンバー入り。
反対面は「このバイクはツールで7日間イエロージャージを守り抜いた、オンセ・エロスキチームと同じ仕様のバイクなんだよ」みたいなことが書いてあります。そして両メカニックの直筆サイン入り。
ホイールはカンパニョーロのハイペロン。ホイールカバー付きです。
カッコよいです。ホイールバッグとしてのみ使うのがもったいない気がしてしまいます。まあ、かと言って何に使うと問われても困りますが。
そして非対称カーボンリム+カーボンハブ(写ってないけど)のハイペロン。このモデルのためのスペシャルステッカー貼りです。
それにしてもクイック、24Kの金メッキです。う〜ん、ICSを思い出すなー。
それから細かいことですがバルブキャップはつきません。フレンチバルブにバルブキャップなんて重量増を招くだけ。ワイヤー処理のところでも書きましたがこういうところがプロチック。
今話題のAX-LIGHTNESS。表より裏から撮った方が画になると思い裏から撮影。レールがダイレクトにサドルベースに装着され、超軽量になっています。
でも表皮がゴールドなのがスペシャルなところだから表から撮った方がよかったかな?
レコードペダルゴールド仕様。やっぱ光っちゃってうまく撮れていません。踏面まで24Kめっきです。そこまでするか??
だいたいもったいなくって踏めない....
そしてこんなのも入っていました。部品小箱の中に丁寧に置かれていました。こんな真っ赤な紙が置いてあるとなんか妙に甘そうなあんこ入りのお菓子を想像してしまいました。が、お菓子が入っているわけはない。
上の赤いのは、たんなる紙でした。紙を取るとコルクの小箱になっていました。コルクの小箱なんてちょっと高そうに見えます。
んで、何が入っているのかというと....
時計でした。
写真ではわかりづらいのですが、文字盤の6時のあたりに
SWISS と書かれております。
と、いったスペシャルモデルです。
まあしかしスゴイバイクです。
オートバイと違い自転車は人間エンジンですから軽さ命です。よって最近の自転車にはアルミ部品がいっぱい使用されています。改めて考えてみると、とっても原材料費の高い乗り物ですね。
ところでこのバイク、アルミよりもっと高いカーボンが一番使用されています。
フレームはもちろん、ハンドルバー、ハンドルステム、エルゴパワー(ブレーキレバー部)、クランク、リム、ハブ、サドル、シートポスト、リアディレイラーの一部等々。とっても材料費の高いバイクです。もちろん軽さだけでなく性能は折り紙付きですし。
さてさて、そんなTCR COMPOSIT GOLDですが、やっぱ気になるのは重量。計ってみました。
ペダルなしで6.5キロでした。おそらくペダルを付けてちょうど6.8キロあたりになって、これでUCIの規則もOKと言うことなんでしょう。
蛇足ですが、ナンバー001は台湾のジャイアント本社に、ナンバー007はジェームス・ボンドファンに行き先が決まっているそうです。
更に本日、ジャイアントから送付物が届きました。
左のようなパッケージです。表紙は例のメカニック両氏です。さらに表紙にまでシリアルナンバーが入っています。しかも印刷してあります。ってことは、35枚全て1枚1枚印刷したってことです。手がかかっています。
DVDと書いてあります。MAKING OF TCR COMPOSIT
GOLD でも収まっているのでしょうか?それともオンセチームの活躍でも入っているのでしょうか?
それを知るのはオーナーになったあなただけです。