徒然日誌    2002年6月

6月2日(日)
5月24日に偉そうに書き連ねたが、福生市商工会はサッカーワールドカップを応援しているそうである。商工会に加盟している弊店にポスターが貼ってあった。あんな風に書いたのになんだか無責任に感じてきてしまった。すみません。でも両親はサッカー見ていたからやはり応援しているのでしょう。
と言うことでこの話題は切り上げてっと、先日ある展示会に行ったときにチームフォードスペシャライズドの竹谷選手と会った。せっかくだから色々お話をしたのだが、そのときにJシリーズ第3戦ではリジッドのS-WORKS M5ではなく、クロカンフルサスであるS-WORKS FSR XCを投入し優勝したと言っておられた。へぇ〜フルサスで....と思いつつ話を聞いていたら、「こんどの第4戦も晴れだったらFSRで走ります」と言っておられた。聞き間違いかと思った。「晴れだったらM5じゃないんですか?」と聞いたら、「雨ならM5です」と返答された。
私的には晴れならハイスピードレースが予想されるので、ペダリングロスもなく重量も軽い(M5で装備重量9.5キロ、FSR XCで10.5キロくらいと言っておられた)M5と思っていたのに....
そうか!「晴れだとハイスピードレースになるから体力消耗し後半タレてきてしまうから、コギは不利でも快適なフルサスで走るんですね」と聞いたら違いますと言われた。えっ?じゃぁなぜ???と聞いたら....
「晴れるとハイスピードレースになる、リジッドだとギャップで跳ねる。跳ねている間というのは駆動力を伝えられないわけで、それがロスになる。フルサスなら路面追従性が高いのでリアタイヤが常に地面に接地しているのでいつも駆動力をかけられるから」とのことでした。
う〜ん、第一線の方が語ると説得力がある。なるほど!とうなずいてしまった。
ダウンヒルではそう考えていたが、クロカンでもそうなってくるとは....。それだけレースのレベルが高くなってきて、いつでもコギを入れなければならないわけですね。
まあ、僕ら一般的には疲労が少ないからという理由でクロカンフルサスを選んだりするんですけどね〜。トップの方々は違います。
さて、本日は富士見パノラマスキー場でJシリーズクロカン第4戦が開催されました。結果のほどはいかがだったのでしょうか?

6月7日(金)
相変わらず階段を使って通勤している。短い階段をバイクまかせに下るのは簡単だが、ゆっくり「トン、トン、トン」と下っていくのは慣れが必要。ゆっくり下りると言うことはブレーキで速度調整をしなければならず、リアブレーキだけでは「ズザー」ってロックしたまま行っちゃうし、かと言ってフロントばかりかけると前転してしまう。フロント重視で段にあわせて「ちょこっちょこっ」とブレーキをかけながらゆっくりと下りる。最近のサスペンションはしっかりとタイヤを地面に接地させるし、最近のタイヤはグリップ力もいいので結構行けちゃう。
だんだん慣れてくると今度は一気に下りたくなってくる。ほとんどノーブレーキで「ダーッ」と下りてくる。不思議なもので適度にスピードが乗っている時の方がサスペンションが上手に衝撃を吸収してくれて快適。
もっと慣れてくると手前から助走を付けて「イヨッ」てな具合に飛び跳ねつつ階段を下りる。もちろんこの時には回りに誰もいないのを確認してからじゃないと危険なのでまずは安全確認。
さて、朝はいつも時間ギリギリ(本当は既に遅刻だったりする)故に最短ルートで通勤。しかし最短ルートにこそ楽しい階段があったりする。で、帰り。帰りは時間の余裕があるので遠回りして帰ることがしばしば。わざわざ階段のあるところを通って帰るため、絶対に私の帰り道は誰にも予測付かないはずである。
しかし以前にも書いたかもしれないが、ノートパソコンを背負っての階段下りはリスクが高い。ドキドキもんである。万が一....なんてことになったらこのホームページも突然終了になってしまう。
さて、そろそろうちに帰るか。今日も安全に階段を下りながら。←36才。

6月9日(日)
 〜この世の怖いもの〜
一重巻のトイレットペーパー。

6月16日(日)
さて、そのトイレットペーパー、一体どのくらいの長さで切るものなのだろうか?
私はおおよそトイレの部屋幅くらい。ガラガラとトイレットペーパーを出して反対側の壁まで出す。特に根拠はない。以前住んでいたところから今の住居に引っ越してきた際、トイレの幅が狭くなったのでちょっと恐怖を覚えた。が、今のところ心配するようなことは起きていないので安心している。
上記の疑問をある方に投げかけたら、「私はミシン目3つ」とおっしゃられた。私は焦った。それは非常に危険な賭ではないかと思ったからである。が、意に反して我が家で使用しているトイレットペーパーで我が家のトイレ幅まで出してみると、驚くことに(誰も驚かないって)3目盛りにちょっと足りないくらいであった。しかし物によりミシン目の間隔が異なるので注意が必要である。
そう言えば私がむかーし勤めていた会社の寮でITO氏と言う方がおられた。彼は毎朝私が驚くほどの量のトイレットペーパーをガラガラと出していた。隣の個室で「そんなに出してはトイレが詰まってしまうのではないか....」と焦っていたが心配するようなことは起きなかった。
一体どれくらいが適量なのであろうか?昔からの疑問ではある。

6月25日(火)
私は衝動買いができないタイプである。何か物を買おうとしたときには必ずといってよいほど色々調べまくってから決断する。我が家の電子レンジはもちろん、エアコンだってデジタルビデオだってファンヒーターだってカタログを読みあさり”これだ!”と思える物を決めてから購入に至る。
今の世の中どこの製品を買っても決定的な性能の違いというのはあまりないかもしれない。が、どんな製品においてもライバルメーカーがあり、それを凌駕するスペックの製品があるはずで、自分なりに調べてその製品を購入したりする。
と言うわけで、とてもテレビショッピングなどの通販などは利用できないのである。
それに私はどうも運が悪いようだし....
続く。

6月28日(金)
そう、運が悪いのである。何か買っても不具合を生じることが多い。バイクのマフラーを買えば違うのが送られてきたり、車を買えばエンジン交換だのミッション交換だの。コーヒーメーカー買えば水は漏ってくるし、パソコン買えば不具合が生じた。他にも色々。
この手の不具合が生じた場合メーカーは交換や修理などの措置をしてはくれるのだが、その間に生じた気分的不満と使用できない間の時間的ロス、細かいことを言えば電話代だってかかっている。ましてや購入したところが遠方だったりすると色々と面倒である。まずは購入したところに現状を伝えるのが順序ですから。そう考えると通販はかえって面倒だしそれ故好きじゃない。
さて、他業種の悪口ばかり言ってないで自分の仕事に当てはめると、これまた色々とある。待ちに待った自転車なのに箱を開けたら色違いとか、箱から出したら傷があったとか、フレームに不具合があったりなど。
パーツ類だってそう。BBをセットしてクランクを付けたらなんかおかしい。色々調べてみたらパッケージと製品の寸法が違う。もう今までの時間は何だったの?って感じ。ディスクブレーキのエア抜きしても全然抜けない。キャリパー不良だったりとか、ピストンからフルードがにじみ出てきたりとか。もう話し出せばキリがない。メーカーや扱い元は代替品を用意はしてくれるがその間の労力はなにも保証されない。まだ私は小売店の人間だから直接扱い元やメーカーに現状を話してそれなりの対応をしてもらえると思うが、一般的には一度開けたパッケージの場合本当にそれが入っていたのかとか、やり方がまずいんじゃないの?とかそういう話にもなりかねない。自転車の場合たとえ部品でもそれ単体で機能する物はほとんどなく、何かしらに組み合わせて使用することが多いので。
と言うわけで、やはり通販は嫌い。たとえ完成車でも自転車は通販で買った状態でそのまま乗れるとは思えないから、ちょっとしたセッティング不良でどうにでも変な風にもなりえちゃう。仕入れた物をそのまま売ってそのまま使えちゃう物って面倒じゃなくて(売る側が)いいなぁ。自転車や自転車部品はそういった意味では色々と面倒。
と言うわけで弊店では基本的に通販をやっていません。単純に売り上げを上げるには通販が簡単かもしれないけど。
でもホイール(私が組むやつ)くらいはいいかなとも思うが....だって、これはオリジナリティがあるから。

6月30日(日)
運は悪いが、ウンが付いては困る。先日ちょこっと書いたトイレットペーパーの続き。短大時代の友人MYK氏からアドバイスを頂いた。引用了解済みなので以下に記す。
マレーシアでは紙が無い(!)ところもあるとのこと。水道のホースがあってそれで洗い流すらしい。さらに宗教上の理由で尻を拭くのは左手と決まっているそうです。左手は汚いものを触る手、右手はきれいなものをさわる手と決まっており、食事は(向こうでは手づかみの人も多い)右手のみらしい。
ちなみに左手で子供の頭をなでたりすると場合によっては殺されるそうです。海外では人の頭をむやみになでないようにしましょう。
と言うことである。日本人でよかった。左手で拭くなんて....右利きの私としてはちょっと勇気の必要な行動である。


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