徒然日誌 2002年7月
7月7日(日)
まだまだ続くトイレの謎。前回同様MYK氏からの疑問。
ウォシュレットは尻を拭いてから使うのか、いきなり使うのか、使ってからさらに尻を拭くのかとのこと。氏のご自宅のトイレにも付いているが一度も使ったことはないとのこと。
実を言うと私の家には装備されていない。ので、取扱説明書がないので私も正しい使用方法がわからない。が、我流で使用したことはある。しかし初めての時に苦い体験をした。
やはり短大の友人FMHSのお宅を伺ったときであった。氏のお宅のトイレを借りると初めて見るウオシュレット。メカ好きな私としては是非トライしてみたくなった。ボタンを押せばお湯が出てくるであろうことはなんとなく予想が付いた。が、もし的が外れて自分の顔にかかったらどうしよう....と不安に思いながらも好奇心には勝てずボタンをプッシュ。と、....
水が出てきた。お湯じゃなくて水が出てきた。いざ発射!と意を決して待ちかまえていたところに冷たい水が噴射された。そりゃぁもう大変です。きっと”すっぱム〜チョ”のお婆ちゃんのように「ヒーッ」とすぼめたことでしょう、お尻を。
あれ以来ウオシュレットのボタンを押すのは勇気のいる瞬間である。から、やっぱあまり使わない。
7月10日(水)
MYK氏の疑問はまだまだ続く。そして私も引き込まれていく。
ウオシュレットには洗浄後のお尻を乾かすドライヤーが付いている。が、子供のころ「手を洗ったらきちんとタオルで拭きなさい」と習いましたよね。ストーブにかざしたりして乾かそうとするとしもやけになると。もし尻がしもやけにでもなったら....大変...
さらに、はたしてシャワーとドライヤーできれいになるでしょうか?手が汚れたら水の中でこすり洗いをしますよね。水かけただけできれいになるとは考えにくいです。とのこと。
そう言われれば車をコイン洗車場で洗ったりするときも、高圧温水でさえも、ただぶっかけただけではたしかにきれいにはならない。やはりこすり洗いが必要である。
下の話はなかなか公にはならないので難しいものである。
7月12日(金)
人には先天的に得意とするものと不得意とするものがある。後天的なものならともかく先天的なものとなると、しかもそれが仕事に密接に関係してくるもので不得意な場合、なかなか悲観的なものである。
私は幸いにしてメカ的なことや自転車に乗ることに関しては人並み以上(?)にはいける(??)と自負しているが、自転車と同じ感覚と言われるスキーなどはイマイチ得意ではない。はっきり言ってセンスがない。
弊店の社長などは道を覚えるのも得意だし、お客様の顔を覚えるのも得意。でも私は....弊店の社長より劣ります。しくしく。
問題なのは自転車店勤務でありながらメカ的なことに関して先天的に不得意な方。色々なお客様の自転車を整備していると、「これってどう考えてもおかしくない??」と思わせるようなことが結構あるから。仕事をしていると知らないこと、やったことのないことも結構出てくる。が、過去の知識と経験、そしてこうなっているに違いないと予測される事などから作業することもある。こういう時って先天的なことが結構重要になってくる。もちろん後天的な努力がないとマズイのだが....
しかし一般的には売る能力に長けていればいいのかな?なんだかな〜....
なんか愚痴になってしまいました。m(_ _)m
7月25日(木)
「この自転車どこ製?」と聞かれることがよくある。知ってか知らずかよく聞かれる。そんなに生産地が気になるのだろうか?気になるから聞くのだろうけど。では、あなたの着ているその服はどこ製ですか?あなたのお宅にある家電はどこ製ですか?
で、自転車は今や台湾製が多い。中国やインドネシア、ベトナムなどもある。日本やアメリカ、ヨーロッパ諸国で作られている物はほんの一握り。これは特にスポーツ車に限ったわけではなく、一般車も海外製品は多い。
品質さえ良ければ、性能が良ければどこ製であってもかまわないと思うのだが(いや、本当は内需拡大のために日本製であることが好ましいのだけれど)。
ちょっと前ならMADE IN ITALIAはフレームにパーツを付けるだけではまったくダメ(と言うか付かないことがあった)。しっかり下準備(リーマーがけ、面だし、平行合わせなど)をしてやらねばならなかった。してやらねばならなかったけど、しっかりしてやることにより何とも言えないいい走りを体感できた。
MADE IN USAもいい加減なところがあった。まあ、今でも名前ばかりが先走ってその割りにばらつきが多く、そのたびに自転車屋さんが苦労するような工房物もあるみたいだけど。
MADE IN TAIWANは良くなかった。10年前は本当に良くなかった。3本に1本はフレームセンターが出ていないのでは?と思えるような品質であった。が、ここ数年とっても良くなった。MADE
IN JAPANと変わらないくらい良くなった。しかしTAIWAN物のパーツ類はまだですね。でも昔に比べれば良くなってきてはいるけど。