徒然日誌 2002年8月
8月1日(金)
この間の休みに東京では唯一の村、檜原村の、とある川に家族で遊びに行ってきた。休みの日に自宅にいるのが嫌いな私としては、何とか口実をつけていざ出発。西へ西へと、てくてく車で上がっていくと適度にいい河原を発見。早速レジャーシートを拡げる。それにしても暑い。木陰だというのにこんなに暑さを感じるものか。
そしていざ川の中に足を入れるとやっぱ冷たい。と感じたがそのうちに慣れてきてしまった。あれ?昔私がまだ子供だった頃、こんな上流の川の中に5分も足を入れていることなんてできなかったと思い出す。あまりに冷たくて川からでなくちゃならなかった。なのに今は冷たさに足が慣れて気持ちよいくらい。と言うかその程度の冷たさ。これって温暖化なんでしょうか?それとも当時冷たく感じた川は異常に冷たかったのかな??
8月21日(水)
夏休みに、とある観光地に行きバスに乗った。隣では上品な奥様お二人が会話をしておられた。別に聞こうと思って聞いたわけではないが、会話が耳に入ってくる。なんでもこちらの別荘には今年は2週間しかおられないそうで、その間に色々なお友達が訪問されるらしい。そして別れ際には「ごきげんよう」。とても自分の住んでいる界隈では聞くことのできないような会話であった。
8月26日(月)
9月14日〜16日の苗場大会に向け8月20日〜31日まで苗場を走ることができる。せっかくだから走らないわけはないということで昨日苗場に行ってきた。今自分のDHバイクがないのでお客様に借りるという情けない状態で現地へ。タイヤのエアをチェックしようとふとスイングアームを見ると....なんとこの場に及んでクラック発見。急遽AOK君のGTラッカスを借りる。
さて、コースであるが、スタートしてすぐは快適な土の路面。しばらく行くと砂利というか小石の路面にかわる。これがくせ者。砂利だから滑る。しかもスイッチバックを下ってくるところが多く、速度は一桁台くらいに落ちてしまう。ちょっとバーム状に盛ってあるところもあるが、うまく引っかけられるほどしっかりしたバームではないし、インカットした方が速い??と思えなくもない。この区間はとにかくスローインファーストアウトで、なるべくタイヤを自由に転がしてやった方が良いような気がした。
中盤以降は芝の路面に変わってきて一気に標高を下げる感じ。要は急坂が多い。が、芝だから転んでもリスクは少ないし(ICKW氏実証済み)富士見みたいに岩や石でガレているわけでもないので低リスクでハイスピードを楽しめる。が、ウエットでは滑って怖いかも??
午前中の感想としては正直あまり楽しいコースとは思えなかった。とにかく砂利のところが滑るからスピードを落とさなければならず、それがダウンヒルと言えるようなレベルとは思えないからである。
ちょっとヤバイと思った。これではリピーターが来ないのでは?と危惧した。
さて、昼食後ゴンドラ代の元を取るべくせっせとゴンドラに乗る。そして下る。と、なんだか午前と違う。余計な砂利がはけてきてコースっぽくなってきた。また体が慣れたせいかコースっぽくなってきたせいかラインもなにげにできてきている。と、俄然走りやすくなってきた。するともちろんペースが上がってきてみんなで船隊組んで走るようになってくる。特に中盤以降のハイスピード区間はすんごくたのしい。そうやってもう一回、もう一回と結局何本も走るとやっぱ面白い。結局は十分楽しんでしまった。
要点
・標高差があるためかゴンドラ下と上では天気が異なる。上では霧が発生していた。
・コースが1本しかない。初心者も上級者も同じコースを走ることになってしまう。願わくば富士見のように数本作って欲しい。もしくは迂回路等があれば。
・ちゃんと使えるバンクを増やして欲しい。バンク状になっていてもそれを使って効果のあるコース取りじゃないと意味ないしつまらない。
・急な下りとかはあるが、富士見みたいにガレてはいないので衝撃も少ない。よってリジッドでも楽しめる。結局この日ハードテールのみで5本走れた←36才。富士見のAでハードテール5本は遠慮したいですからね(でもKBYS氏はDHバイクペースで5〜6本走っていたけど)。
・最大のネック、それは搬送能力。富士見よりゴンドラが小さいから一人+一台しか積めない。これ最大のネック。よってゴンドラ待ち渋滞が発生してしまう。
最後の点は岩岳でノウハウ豊富な八代氏が岩岳タイプのようなハンガーをゴンドラに付けてくれれば解決するかな。
しかしもったいない。8月31日までみんなが走ることによりコースがだんだんできてくる。そしてレースでラインはもっとしっかりしたものになるでしょう。が、レース終了をもってDHできなくなる。せっかくラインができてくるのに。もったいない。もっと早い時期にレースを開催してラインができてからファンライドできるようになれば良かったなー。
とは言え、苗場での開催は八代氏の多大な努力の賜物と言える。皆さんが走りに行くことにより来年の常設化への足掛けになると思われる。いいじゃないですか、苗場でダウンヒル。苗場という軟派な?イメージがDH人口を増やすきっかけになってくれればと願います。
と言うわけで興味を持たれた方は、yahooにて846で検索すれば一番上に出てきます。
そうそう、KMGT氏がクロカンコースを試走してきました。スタートしてすぐにいきなり川があり(レース時には橋が渡されると言う話ではあるが....)その後かなり急な坂を上り、テケテケ走ってこれまたかなり急激な坂を下るとのこと。要点はこの3点らしい。が、橋が渡されるだろうから2点か?本当はラッカス号でクロカンコースを走りに行こうと思ってはいたのだが、DHがどんどん面白くなってきてしまって(^^;
8月28日(水)
夏休み、そしてレースの応援、更に先日の苗場練習など久々に休日の高速道路に乗った。以前と変わったなーと思ったのは、大渋滞でも外車の故障車が減ったこと。昔はよく路肩で外車が立ち往生していたけど、最近は日本車の方が多い気がする。まあ絶対数は日本車の方が多いのでしょうがないけど。きっと日本車だから壊れないだろうと、ろくずっぽメンテナンスをしていないんだろうなーと思ったりした。
そしてオートバイ。9割方オーバー400ccと思えるほど。免許制度が変わり教習所でも限定解除ができるようになったからであろう。
あと自転車を積んでいる自動車が少なくなった気がする。みんなワゴンタイプやミニバン、1BOXタイプに買い換えているんだろうなー。自転車人口が少なくなったのではないことを祈る。
8月31日(土)
先日家族で近所のレンタルビデオ屋に行った。息子向けのビデオを借りるため。その店にはもちろんレンタルCDもありなにげにそちらを覗いた。私好みがあるかな?と淡い期待を抱きつつ探してみるも、最近の流行のやつばかりで私好みは一つも無し。ま、しょうがない、限られた店舗内で用意できる数は知れているし、私の音楽は15年前でストップしているのでそんなのがあるわけもないか。
と、隣に販売用のレコードがあった。もちろん昔レンタル用として使用していたものと思われる。まだかわいい頃の松田聖子とか中森明菜、沢田研二などなど、懐かしい物が色々あった。が、700円(と書いてあった)出して買う気になるほどの物でもない。何枚ものレコードをめくる(そういう世代だったので結構手際よくめくれてしまうのがこれまた悲しい)と、”非売品”と書かれたレコードがあった。が、100円の値札が。当時は非売品として店舗用に使用されたと思われるもので、さすがにいらなくなったからであろう、100円の値札が付けられていたようだ。で、これよく見ると、「ケンプ ベートーベン」とマジックで書かれている。これってまさかベートーベンを弾かせたら第一人者の”ウイルヘルム・ケンプ”のレコードではなかろうか?しかも非売品、さらにたったの100円、もう頭の中は購買モードに入っていた。で、買った。が、うちにはレコードプレーヤーがない。ので、弟のプレーヤーで聞こうとした。が、レコードは回るものの、スピーカーから音がしない。配線がおかしいのかな?それとも数年間も動かしていなかったのでどこかがおかしいのかな??
とにかく残念である。こうなったら意地でも聞いてやる。と、昔ピアノを習っていた(但し下手くそ)私は思った。