徒然日誌    2004年11〜12月

11月1日(月)
先ほどテレビで高速機動隊っていうのかな?高速道路のお巡りさんの24時間みたいなものをやっていた。そこで登場するありがちなクラウンパトカーだけど、やたらにイイ音していた。クラウンなのにあんなにエンジン音がするのかな?でもトヨタも入札だろうから安く提供できるように遮音材とかもカットしていたのかな?いや、遮音材カットしたからと言ってああいう音はしないだろう。L型チューンドエンジンみたいな音でした。アレは号口仕様(普通に売っているヤツ)とは違うね。何か特別。何かやってあるよ、絶対。
友人のTKHSは、むかーし愛車ヤマハFZ750というバイクで恵那山トンネルを走っていたそうな。あのトンネルは長く結構まっすぐ。当然ヤツは最高速チャレンジをした。ら、途中で白黒の車を追い抜いちゃったそうな。こりゃヤバイってんでそのまま逃げるわけだけど、ずーっと最高速で走っているとさすがに疲れるということで途中で”ふわわ”くらいに落としたそうな。ら、白黒セドリックガがだんだん追いついてくるのに驚いて再度全開。
これは1980年代も終わり頃のお話。
その当時の普通のセドリックが”ふわわ”もでるとは考えられず、以後パトカーは何か秘密のチューニングをしているのではないかと思ってしまう今日この頃。
しかしあのクラウンパトカー、いい音していたなぁ。

11月5日(金)
今、息子が自動車に凝っていることもあって、先日モーターショーに行って来た。と、あるブースである車の足周りが気になり下から覗こうとすると、そこにはきれいなコンパニオンさんが車の左前に立っていた。さすがにそこから下回りを覗くわけにもいかず、右側を下から覗いた。
次に後の足周りが気になって後に回ったのだが、そうするとまるでコンパニオンのおねえさんの後ろ姿を覗くようで(ちなみにかなり短いコスチュームだった)ちょっと気が引ける。が、好奇心には勝てず下回りを覗いて足周りをチェック。するわけだが、ちょっと焦点をずらすと足周りならぬ脚周りが視界に入り・・・・と言うわけでランドクルーザーのしっかりした?足周りと、おねえさんのほっそりした脚周りが妙に対照的だった。ってしっかり見てるじゃん(^^ゞ
さて、この手のショーにはきれいなコンパニオンのお姉さん方がいらっしゃるわけだが、あるブースでは背の高くスタイルのイイ外人の男性&女性がコンパニオンとして自動車の傍らに立っていた。
イヤー、カッコいいっす。お二人ともスラーッとした背丈&スタイルで、妙に作り笑顔をするわけでもなくクール。ハンサムとはこういう人のことを言うんだろうなーと思える男性と、まるでマネキンのように彫りも深く、顔の小さな女性。
かわいいとかきれいなコンパニオンさんは他にもいたけれど、カッコイイと思わせるのはこの方達だけだった。
うむむむ・・・・亜細亜系と欧米系の違いをまざまざと見せつけられたショーであった。

11月16日(火)
先日何とはなくうちの奥さんと話ししていたときのこと。最近お味噌屋さんとかお茶屋さんっていうのを見かけなくなったなぁと。私の記憶しているお味噌屋さんは扉越しにでっかい樽があって、それにまるでジェラートのように味噌がぺったりと盛ってあり、子供心においしそう(味噌だからそれを舐めてもおいしい訳じゃないけど)に思えた。
お茶屋さんは実は弊店の裏にあったりするわけだが、私が子供の頃によく見たお茶屋さんは、四角い茶箱がデンっと置いてあってそれがいくつも並んでいた記憶がある。
ふと思えばそれらはみんなスーパーに行けば揃ってしまうわけなのである。で、思った。
奥様方は炊事洗濯もむかーしに比べればずいぶんと楽になった。買い物もスーパーに行けばそれだけで全て事足りてしまう。昔のように肉屋さんに行ったり、魚屋さん、八百屋さん、それこそお茶屋さんやお味噌屋さんに行く必要が無く全てスーパーで事足りてしまう。
ではお父さんはどうだろうか?
コンピューターの導入により仕事は早くなった。しかしその分仕事量は増えたと思う。出張だって交通網の発達で今まで泊まりでなければ行けなかったような所へでも日帰りでOK。しかもノートパソコンなんてのもあったりするものだから、帰りの新幹線の中でプハァ〜っと一杯と言うわけには行かず、ひたすらパソコンを叩いたりすることも多いそうだ。
う〜ん、何という不公平。とは言わない。その分女性は社会に出て活躍することが多くなったわけだから。
でもなぁ、なんかイマイチ腑に落ちないと思うのは私だけでしょうか?

12月1日(水)
本日免許証の更新に行ってきた。おかげさまでと言うかゴールド免許。実は初のゴールド免許。免許証の色分け制度ができる前は10年以上無事故無違反だった。のに色分け制度ができてからというもの、つまらない違反などでいっつも青色免許だった。で、うれしいかというとちょっと複雑。と言うのも免許の書き換え=誕生日が近いということで、また一つ歳をとってしまうわけである。この歳になると誕生日がきてもうれしくないのである。はぁ。

12月2日(木)
来期モデルのバイクを色々見てきたところで、来期の流行というか傾向を感じ取りました。

まずロード。
とにかくカーボン。ここのところその流れはあったけれど、来期はよりいっそうにその流れを感じます。昔はカーボンなんて言うと超高級素材のように言われていたけど、今やロードレーサーでは当たり前の素材になってしまった。トップグレードのバイクはともかく、ミドルグレードバイクでさえもカーボン。となってくるとグレード差を付けづらい。そういう訳でカーボンのグレード自体に差が付けられてきた。トップグレードのカーボンはちょっと普通のカーボンとは違うってことになってきた。
このカーボンの流行は当然フレームだけではなく、パーツ類にも及んでいる。のは既に皆さんご存じの通り。自転車なんてフレームに部品がくっついて形になった物。鉄とゴムの固まりなんて言っていたのはほんの20年くらい前のことか。5〜10年くらい前なら使用比率で言えばアルミとゴムの固まりって感じだったけど、ここ1〜2年ではカーボンとアルミとゴム、いやいや金に糸目をつけなければカーボンとゴムの固まりと言えなくもない自転車が容易に組めてしまう。
それにしてもなぁ、”あの”メーカーはカーボンパーツを出さないのだろうか?ライバルのイタリアのC社は今やミドルグレードにさえもカーボン素材をどんどん展開している。純粋に性能だけで言えば贔屓目に見ても”あの”メーカーの方が優れていると思える。しかしC社製品もどんどん改良されてその差は確実に少なくなってきていると思える。
製品は性能が良くなければならないのは当然だが、こと趣向品となってくるとビジュアル的にもオーナーを満足させるようでないと訴求力に欠ける。ある程度の性能が満足されてくるとブランドや輝かしい歴史のある物に心奪われがちである。そして自転車界もそのような方向に向かっていると思う。まるで時計産業のように。
と言うわけで、世界の自転車業界を引っ張っていると言える日本の”S”社にも是非とも心奪われる素敵な物を期待したいのである。
そしてロードのもう一つの波がコンフォートロードの台頭であろうか。
「ドロップハンドルは前傾になるからイヤだ」ということで食わず嫌いの方も多かったはず。しかし長距離を走ったりそれなりに漕ごうとするとやはりフラットハンドルよりドロップハンドルの方が具合がよい。と言うわけで超前傾にはならないドロップハンドルロードですね、この手が増えてきている。しかしこのアップライズなポジションは、コンフォートロードのみならず今やプロ選手にも多い。というか今時のプロ選手って人によりポジションがバラバラですな。超前傾がロードポジションと言われていたのは過去のことになりました。けどプロ選手と我々ではドロップハンドルを持つ位置が違ったりするのですが(^^;
そういうわけで今時ロードを組む方や、「昔乗っていたロードを久々に乗りたいから整備して」というお客様の多くの方がアップライズなポジションを求めるようになってきている。

12月6日(月)
そうそう、ロードのもう一つの流れとして、アートってのがあるかも。
アートと言えばイタリア。と言うわけでイタ社の高額車がアートに走っているような気がする。元々はP社のあれだろうか。フォークにしろシートステイにしろクニャッと曲げて、あれって意味あるのかな?と思いつつも様々なレースで活躍しているのを見ましたっけ。だけど本当にああやって曲げる意味あるのかな?と今でも思う。と思ったらやはりイタ社でああいう系が多くなったと思った。
ヨーロッパ、特に自転車と言えばイタリアってくらい崇拝されていたわけだけど、今やアメリカやアジアブランドの台頭を無視できなくなっているのは事実。経験値ならともかく、こと数値化した性能的な物に関しては正直アメリカやアジアブランドの方が上回っていると思う。
ただ趣味的自転車は性能のみならず官能的な部分があるのも事実。そして官能性能に関してはヨーロッパ、特にイタリアの方々は先天的に我々より優れているし、勉強することにより近づくことはできてもそういうDNAを生まれながらにもっている人たちと(環境も違うし)同じ相撲をとるのは大変難しいことと思う。
思えばブルホーンバーが流行った時にもやたらフレームをクニョって曲げるのが流行ったけど、あの当時はほとんどがクロモリフレーム。丸パイプを曲げるしかできなかった。しかし今やカーボンコンポジット。形はどうにでもなる。そのうち服飾デザイナーやアートデザイナーとのコラボレートなんてバイクが出たりするのかな?

12月11日(土)
ではMTBは?というと、ボビング抑制機構付きサスペンションの充実とフルサスのラインナップ化でしょうか。
ボビング抑制機構とはコギを入れたときにふわふわ動くあの動きを抑えた物。フロントサスペンションではロックアウトという機構で流行った物。油圧回路をロックさせることでふわふわを抑えた。しかしこのタイプでは例えば登りで木の根っ子を乗り越えたとき、ただでさえリア荷重なのに根っ子を乗り越えることでよりリアに荷重がかかってしまう。と、フロントが浮き気味になり、不安定になったり最悪フロントが浮いてしまいコギ続けることができなくなってしまう。またロックと言ってもあくまでも油圧回路を閉じるだけなので、規定以上の荷重がかかったときには油圧が逃げちゃうし、それを繰り返しているとロックできなくなってしまうという症状が起きてしまう。
そこで登場したのが5thエレメントやマニトウのSPV。これは完璧なロック機構ではなく、サスペンションがゆっくりと動いているときにはあまり動かず、素早い動きの時にはしなやかに動くという機構。よってまったく動かないわけではない。当初はよりパワーロスの感じやすいリアサス用として開発されたが、マニトウがフロント用としても発売し大変好評だった。そこへロックショックスからもモーションコントロールという名前で登場。いきなり数タイプものモーションコントロール機構付きを発売した。さあ乗り味は?大変興味ありです。
そしてフルサス。
同じメーカーで何機種ものフルサスバイクが登場。ストロークも3,4,5,6,7,8,9インチと各社それぞれ。まったくどれを選べばいいのやら・・・・
DHバイクと枠をくくらずにフリーライドという、今までも呼ばれていたけれどあまりに曖昧な呼び方のバイクが色々登場。ま、DHと言ってしまうと下りにしか使えないバイクと思われてしまうからでしょうか。また登って下れるオールマウンテンと呼ばれる120〜130前後のストローク量をもったバイクが、140〜160ミリものストローク量に増えてきている。これはとりもなおさずサスペンションが良くなった故、これだけのストロークを与えてもコギをスポイルしないということからきているのでしょう。
そしてXC系フルサス。
最近XC系のMTBを買われる方がリジッドからフルサスへと食指を動かしている。もちろん純粋に軽さで言えばリジッドの方が軽いわけだけど、上記で述べたようにトラクションを考えるとフルサスに分がある。いくら軽くても進めなきゃ意味がないわけで、そういった意味で最近のXCフルサスは重量もそこそこながら、コギもスポイルされず、そしてあきらかにトラクションに優れるという大きなメリットがユーザーに認識されてきたようです。これはとりもなおさずサスペンションの進化によるものでしょう。
そんなサスペンション、また面白いネタが出てきたので整備日誌を書こうかな。

12月15日(水)
双子座流星群をたくさん見られる時期なのだそうである。というのを聞きつけ、月曜日仕事をちょっと早めに切り上げて家族で見に行った。邪魔な光の入ってこないところへと思い、とある林道の頂上へ。が、そこは両側を背の高い木々に遮られており、煮詰めの甘いポイント選びだったと反省。しかも空は曇ってきちゃうし・・・・
寒さが予想されたので外で見るのも大変かと思い(軟弱)、1BOX君で行った。こういうときは1BOXはいいですね。シートを回転対座モードにして、2列目シートを倒してテーブルに、そして最後端では用意周到な奥さんがカセットコンロでお湯を沸かしコーヒー&カップラーメンを作っている。でかいガラスサンルーフがあるから寝っころがりながら空を見ることはできるし、車内だから着込んでいればヒーターなしでも寒くない。
しかし空は曇ってきちまうし、息子はさすがに眠くなってきたようだし・・・・ということで帰宅。結局流れ星を見ることはできず、何しに行ったんだか・・・・

12月19日(日)
ここのところ携帯電話の電池がヤバかった。ちょっと話しているとバッテリーインジケーターはすぐにemptyを表示するし、このあいだなんか勝手に電源が切れていた。だいたいにおいて携帯の買い換え時期なんて電池寿命に依存すると思っている。ま、若い方は新しいのに興味あるのでしょうけど。
物には目的がある。電話の目的とは電話すること。ま、最近はメールも同じくらい重要視されますね。なので、その機能さえあれば私にとっては十分なわけであって、機能を満たしさえするのであれば技術の進歩と共に小さく、軽くなっていくはずである。私もそれに伴い買い換え時期には一番小さくて軽い物を選んでいた。
が、付加機能を付けたらそれがウケて、ウケるのであればその機能をもっと充実させて・・・・という悪循環により多機能電話が当然になってしまった。ら、どうしても大きさと重さは一時のようには行かず、大きく重くなってきているのが現状。と、以前の日誌でも書いたような記憶がある。
で、今回の買い換えに当たり私の趣旨に合致するモデルがあり、しかも価格もこなれていることから購入候補の最右翼であった。が、買わなかった。のはイヤホンマイクが使えないから。
警察の取り締まりが厳しくなったからというのではない。電話しながらの運転はよくないと思っていたから。もちろんなるべくなら止まって電話するようにしています。
規則ができたから仕方なく従うってのは子供レベル。大人なら規則がなくたってそれをやってよいかどうか判断できるはずだし、判断すべき。それが大人。
では規則があるのに従えないのは?それは子供未満だから幼児ってことになりますね。と言うわけで子供に馬鹿にされないように、運転中の携帯電話の使用はやめましょう。
と話が逸れたが、そういうわけで気に入った機種には残念ながらイヤホンマイクがないので泣く泣くボツに。ならば妥協できる範囲でスペックオタクの私を満足させる機種選びになった。と言うわけで購入したのは多機能な携帯電話。と言っても最新モデルではないのでお値段もお手頃だったのはうれしいが。

12月20日(月)
そんな携帯電話、機能が多いだけに攻略できる前に電話がかかってきたり、かけたり、メールを打ったり、受け取ったりするとちょっと悔しい。機能を理解する前にその機能を使うのがなんか悔しい。というわけで今は取り説との格闘の日々。今度のは写真を撮ることもできるし、テレビのリモコンにもなったりするようだ。そういう機能を使ってみたりすると「ふ〜ん、そんなこともできるんだ」と妙に関心。をいをい、昨日書いたことと矛盾しているぞ。でもやっぱり大きく、重くなってしまっているのは不便。

12月21日(火)
物価の優等生と言われている卵と自転車。いや、言われていたと言った方がよいか。年月の歩みと共に物価ってのは上がってしまうもの。そんな中、卵と自転車は価格が変わらないということで優等生と言われている。いや、いた。しかしここのところ卵の価格が上がっている。と言うわけで自転車がぬきんでて物価競争優勝!と喜んでいられないのは自転車屋さん。結局売り上げが少なくなると言うことだもん。
思えば私がご幼少の頃、買ってもらった「変速レバートップチューブ搭載、ストップライト&ウインカー付き、ディスクブレーキ装着少年車」が今でも覚えている、当時37800円。今時の少年用MTBとほぼ同じような価格である。いや、今時の少年用の方が安いか。例え同じ価格だったとしても物価は当時と今では違うから物の価値としてはずいぶん違うということになる。
自転車屋さん、大変だなぁ・・・・

12月26日(日)
今年我が家にやってきたサンタクロースは大変息子を楽しませてくれた。朝起きると枕元にプレゼントはなく、クリスマスカードのみ。息子はあれ?と思っていたようだ。カードを開くと「時計を見てごらん」と書かれている。早速息子は時計のあたりをよーく見ると・・・・プレゼントはない。そこには紙きれが。紙にはこう書かれていた。
「さて問題です、8X7=?」
A→ 56 押し入れに行け
B→ 64 ベランダへ行け
ま、ここは難なく押し入れへ行ってくれた。
押し入れへ行くとまた紙切れが。今度は「楽という文字は何画?」
A→ 13画 トイレに行け
B→ 14画 たんすを見よ
これは大人でも間違う人がいるかも?そう、正解は13画。彼はちょうど習ったばかりだったがちゃんと覚えていたようでトイレに行った。するとまた紙切れが。
は何記号?」
A→ ト音記号 車の中を見よ
B→ ヘ音記号 玄関を見よ
と言うことで車の鍵を持ってドアを開けると・・・・ようやくプレゼント発見。たいそう喜んでおりました。しかも息子曰く「今年のサンタさん、ずいぶん凝ったことしてくるねぇ。でも面白かった」ですと。
それにしてもサンタさん、私へのプレゼントはないのでしょうか?ここ十数年あなたからのプレゼントは届いておりません。一体どうなっちゃっているのでしょうか?私も欲しいです。

12月28日(火)
先日息子と話していたときの疑問。鳥の誕生日っていつ?お母さんのお腹から卵として出てきた日?それとも殻を破って外界に出てきた日?
どっちなんだろう??

12月30日(木)
29日、東京では雪が降りました。そして本日30日、山へ行く予定でした。ので行ってきました。弊店のあたりでは29日のうちに雪も溶けてしまっていたのですが、山に向かっていくとあたかも雪国のような景色。う〜ん、こんなんで走れるのか?と思いつつもまぁとりあえず出発地点まで登っていく。
さてどうするか?勇気ある撤退か、それとも勇気あるのなら強行か?と、しばし考えつつ、とりあえず歩いてしばらく登ってみて行けそうなら行ってみるかと様子見。万が一遭難とかそういうことがあっては同行した方々のみならず、多くのマウンテンバイカーの方々にも迷惑をかけることにもなるのでノリだけで行ってはいけません。
ま、ここは既に何度も来たことがある山、このくらいの積雪なら行けそうだし、やばそうだったら途中から車道に降りていけば良いであろうということでいざ出陣。
まっさらのパウダースノー、なかなかに快適。新雪だからコギの抵抗はあるものの、なかなか行ける。圧雪されているところならかなり行けちゃうのがMTB、思っていたより時間かからずに行けちゃう。と言うわけでどんどん走り続ける。
それにしてもわかっていたことではあるが改めてディスクブレーキのありがたみを感じたのであった。雪道を走れば雪がリムにくっつきまくり、リムブレーキではまったくと言って良いほどブレーキが利かなくなってしまう。今回TRさんのバイクのみがリムブレーキ、他はみんなディスク。ディスクブレーキ組はいつでも簡単にタイヤをロックさせることができるが(雪道であえてやったりはしませんが)、リムブレーキでは思いっきり握ってもむなしくツーッと進むだけ。ある意味恐ろしい。
さて、雪道では特に木の根っこは非常に危険である。これにはじかれて転倒に導かれやすい。が、タイヤって言うのは転がしてやってこそまっすぐ進む物で、それにはある程度スピードを乗せた方が慣性が付いてうまい具合に転がってくれる。ので、安全な視界を確保できるところであれば、ある程度スピードをのせてやった方が勢いで難所?をクリアできる。斜めに走っている根っ子にさえ気を付ければ階段であろうがガレ場であろうがなかなかにイケル。それに適度にスピードが出ていた方がギャップなどを越えるのも勢いを付けて飛びやすいし、タイヤが着地した時にギュッとブレーキをかけてやれば(もちろん限度はあります)、今時のバイクはサスペンションもタイヤもブレーキも良くなっているので、しっかりタイヤを押さえつけてブレーキもそこそこ効いたりする。もちろん凍っていたらそういうわけにはいかないけれど。
と言うわけで転倒ゼロでなかなかに楽しめたのでした。



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