徒然日誌    2005年5月

5月7日(土)
TAKUYAの部屋でもお伝えしたとおり、ついに彼は一瞬ではあるけれど1億2千万人の頂点に立った。
なんかすごいことになってきちゃった。瞬間風速とは言え日本一か。
しかも賞金さえも稼いできた。結構な額らしいから夢はそれなりに膨らむ....と思ったら現実はそう甘くはなく、弊店への借金もあるし、最近車を買ったTAKUYAにしてみればその分の穴埋めにもなる。かと思ったら整備料金もまだ払っていないらしく夢は膨らむどころか、どこに一体いくら払わなければならないかと現実に戻される。
でも現実はもっと厳しく、レースの帰り道あまりに眠いから買ったばかりの愛車(既に10万キロを超えているらしい)でカッ飛んでいたら、ピカッと眩しい物を光らせたらしい。
現実はあまりに残酷すぎる。これが夢だったら....などとヤツは言っていたが、夢の中だったらこの世にいないかも。現実で良かったんじゃない??
と言うわけで賞金の使い道はどうやら納税になりそうです。ちょうどもらった額くらいなんじゃない???


5月8日(日)
3日に富士見パノラマスキー場に行った。朝起きたら声が出ない。また風邪を引いたか?イヤな予感。
渋滞回避を狙って上野原インターチェンジから中央高速に乗る。途中待ち合わせの五日市駅(ローカルな話でゴメンナサイ)でロード組のYKMRさんに会う。ほう、こんな朝早くコソ練か?と思ったらこんな時間じゃないと乗れないんだとのこと。家族もちはつらい。
その後朝食を調達すべくセブンイレブンに寄る。と、ここにも我がクラブのジャージを着た人が。TSK氏とSKMT氏だった。やっぱりコソ練。う〜む、やるなぁ。
さて、えっちらおっちら高速走って富士見に到着。かつて無いほどの盛況ぶり。こんなに駐車場が混んでいるのは初めて。ゴンドラも行列がすごい。
それにしても体調が思わしくない。咳は出るしだるい。マスクしながらヘルメット被ってDHってのは初めてでした。
まずはシーズン始めと言うこともありCコースを。次にB。ここでYSDさん転倒のためバイク交換。氏はTREKのリジッド。私のはTREKのリキッド。カタカナで書くと”ジ”か”キ”の違いでしかないが、実車はリアサスがあるかないかの大違い。久々のハードテールでの下り。しかしすぐには身体が慣れない。かなりビビリながらなんとか下る。
ダウンスル、俺そしてゴンドラの中でちょっとセッティング変更。サドルの角度を変えてブレーキレバーの握り代を変えただけ。なんだけど一気に乗りやすくなった。今度はいきなりイケル。TREKのEX7に乗るTRさんを追いかけ激走。しかしこれがたたったのか、体調不良の私は一気に体力を使い果たした。昼食もとらず(ビールだけは飲んだ)午後はひたすら寝ていた。その間他の方々はと言うとまるで猿状態。DHエンジョイされております。
本当は富士見に”登りに来た”YMNKCさんも下りが楽しいとXCポジションで下りまくっていた。
今回は初めてと言える方が多く、みなさんDHをどう感じてくれるかちょっと不安?なところもあったが、なーにエンジョイしまくっていた。
やっぱ男はいつになっても男の子なんですね。
さて家に着いて体温を測ってみると38度であった。まったく基礎体力のない自分が恨めしい。そして今日現在まだ体調悪し。
なお、右写真はJNKCさんが撮影してくれたダウンヒルならぬダウンスル私です。カッコわる。


5月16日(月)
ゴールデンウイーク初日、息子の通っている学校で授業参観があった。
私がまだ子供の頃、授業参観というと妙に緊張し、そして着飾った?お母さん達が教室に所狭しと来ていたものだ。
しかし共働き家庭を考慮してだろうけど、ゴールデンウイークに授業参観である。しかも私が子供の頃は「何時間目」と決まっていたが、今時の授業参観は午前の4時間を授業参観にあてている。
学校側がこれだけ考慮してくれたらさぞかし多くの父兄が来られているだろうと思っていたら、教室には我々夫婦の他に2名父兄がいただけだった。その後数人来られたが私が子供の頃のように「教室に所狭し」という感覚とは程遠い来場者だった。
もちろん父兄の方もいろいろご都合はあるだろうけど、休日に、しかも4時間も見られるのであればもっともっと多くの父兄が参観に来ても良いのでは、いや来るべきではないかと思った。私だってこの後お仕事だったし。
昨今「最近の子供達は....」等と言われたりする。たしかに私が子供の頃と違い授業参観だというのに子供達に緊張感は見られないし、平気で立ち歩くし、でかい声で騒ぐし、全く落ち着きがない。正直言って見ていて腹が立つ。ずいぶんな様変わりである。
が、もっと変わったのは親ではないかと思った。
これだけ学校側が配慮してくれているのになんで我が子の頑張っているところを見に来てあげないのだろう?
運動会などよりよっぽど普段の我が子を見られると思うのだれど。


5月24日(火)
日曜日に富士見パノラマスキー場に行ってきた。今回は卓也を迎え、一緒に走ろうという企画だった。今まさに飛躍しようとしている卓也とのコミニュケーションを図り、親近感を持っていただきより多くの応援をしていただこうという目的だった。走っているうちにスクール的な内容になり参加者はその巧みなテクニックとポイントを突いた指導に「大変ためになった」と太鼓判を頂いた。
詳細は後日TAKUYAの部屋で紹介したいと思うが、ソフトという目に見えない物を伝授して頂いた参加者にとっては大変有意義な一日だったと思う。
そして私も指導していただき早速宿題ができてしまった。忘れないうちに復習しなきゃ。


5月26日(木)
そういうわけでTAKUYAの部屋にアップしました。
それにしても上手になったものだ。後ろについて走っているとまるでビデオでも見ているかのようなアクション走りをやってくれるし、上手なラインを走るものだからこっちもそれにつられて同じようなラインを無理なく速く快適に走れる。教え方も上手になったもので、皆さんの克服すべきポイントを的確に且つわかりやすく説明してくれる。
う〜む、大人になったものだ。
その昔、内嶋 亮選手にスクールをやっていただいたことがある。亮選手も大変上手な教え方で、参加したみんなが「ふむふむ」と大いに納得したものだ。この時はDHを始めたばかりの卓也も参加しており、ヤツは亮選手のあまりに速いライディングにビックリしていた。
実はつい先日卓也から聞いた話だが、このスクールの時卓也は「俺より速いヤツがいるとは思わなかった」と大変大きなショックを受けたそうだ。というか世間知らずです(^^;
この時既に亮選手は全日本チャンプでした(^^ゞ
しかし亮選手にとってもピン!とくるものがあったのでしょうか、後日展示会などで会ったときにスクールのお礼を言った際にも卓也のことを覚えておりました。
さて今回の趣旨は先日の日記に書いたように卓也と一緒に走ろうというもので、当初はスクール的なことはあまり考慮していなかったので当然お金を取るなんてことは考えてもいませんでした。が、色々教わったので参加者は大変有意義な一日を過ごしたものでした。「でも一流選手並にスクール費を取ろうとするならJシリーズでシングルゼッケン取ってからだなぁ」で大爆笑。
さて帰り道、道路情報を見ると高速は例によってちょっと渋滞。どこで降りようか?等と話をしていたら卓也は「おれは4時間くらいかなぁ」とポツリ。とても高速で帰るほど金はないので下道で帰るとのこと。あまりに気の毒なのでみんなで今日の講師代として一人500円ほどのカンパをしてあげた。「マジッすかぁ〜」と喜ぶ卓也。相当うれしかったのか、帰りの高速ではずいぶん飛ばしてたなぁ。また捕まるぞ。
そう、卓也はいつも!下道で富士見通いをしているのでした。


5月30日(月)
なんだか忙しい。笑いが止まらないほど売れているというわけではないけど、何だか忙しい。ま、暇で仕事がないよりはいいけど、ここのところ日付変更線を越えることが多く、しかも休出なんかがあったりすることもありちょっとまいる。
そんな調子だからか?ここ最近体の調子がよくない。咳はもう1ヶ月以上止まらないって感じ。ようやく収束してきたが、さすがに変だなと思って医者嫌いの私もお医者さんに行ったりもした。けどそれほどよくなったわけでもない。のに金取られるのはcycle doctorとしては納得いかない。
もし自転車屋が自転車の修理を依頼されたときに直せなかったら、きっとお客さんは納得行かないだろう。だけど医者に行って直して欲しいところが直らなくても「違う医者に変えよう」と思う程度で払う物は払う。そこが私には納得行かない。
なーんだ、human doctorってcycle doctor未満程度なのか?
という愚痴は置いといて、咳と時を同じくして左肩および筋の痛みと指のしびれを感じた。左肩と筋の痛みは咳の症状と相まってコギを入れられない。通勤でさえも結構つらい。しびれは結構ヤバイと思いまたまた医者へ。
この医者、愛想悪い。客商売と言うことを完璧に忘れている。話を聞いていると段々腹が立ってくる。「診てやる」という感じ。だけどこいつに反発してもなんのメリットもないので怒りを抑えて話を聞いてやる。原因を聞いたら過労だねとのこと。マジかよ。私ストレス発散上手じゃないからなぁ....
で、これは神経が圧迫されていてしびれになっているとか。首の牽引をやるべきとのこと。ま、出勤時間はおそらく皆さんより遅いから毎朝行けるかなと思ったら朝からパソコンに向かわねばならない始末。結局あれ以降一回も行ってない。イカン。
と思っていたら今日、歯の詰め物がとれちゃった。仕方なく早速歯医者さんへ。
急な依頼にも関わらず快く診察を受け入れてくれたのには大感謝。ま、こちらの歯医者さん、実は弊店のお客様でもあるわけですが、つい先日お子さんの自転車を購入していただいたばかりだったりするわけで、こういう仕事やっていると商売ってのは持ちつ持たれつだなぁと実感する。
で、お会計時に「今日はちょっと値引きしておきます」と言われた。おお〜、なんだかうれしい。お医者さんで値引きしてもらったの初めてだ。でも客商売なんだからこういうことがあっても当然だ。だって私なんか値引きの話ばかりだから。
それにしても40前にして体がボロボロになってきています。悲しい。

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