徒然日誌 2005年10月
10月3日(月)
「ウナ」の正解は「至急」でした。
ウナ電からきているんですね。で、ウナ電って何よ?と言うと、昔まだ通信環境が今ほど発達していなかった頃、至急電報というのがあり、これをウナ電といいました。が、私もこの頃のことは知りませんけど。
さて、なぜ至急がウナなのか?
は、通信環境が発達した今時ならネットで一発、簡単に調べることができる。ので、私も調べてみたら至急を意味する英語urgentのurをとった物だそうな。
通信環境の発達していなかった昔、無線によるモールス信号なんてのがあり、これの
Uが ‐‐―
Rが ‐―‐
となる。
で、‐‐― をイロハにあてはめると、ウ になり、同じく‐―‐ をイロハにあてはめると
ナになるので、ur=ウナということになったそうな。
さてウナウナ。
これは私がいた会社で使っていた隠語かと思っていたら、どうやらそうではなく大至急という意味で一般的に使われていたみたい?
というのもYMNKC氏から早速返信があり、氏のいた会社でもウナウナは使われていたそうな。そして若かりし頃のYMNKC氏もウナウナってなんだ?と思ったそうな。
で、更に氏曰く「かゆみ止めのウナコーワってあるでしょ、あれもすぐに効くからウナなんだよ」とご教示いただいた。おおー、なんとシャレの効いている。こういうセンスって大好き。今後かゆみ止めを買うときにはウナコーワにしようと思いました。
10月8日(土)
リストバンドが流行っている。色々なリストバンドがあるけど、自転車関係ではやはり黄色いLIVE
STRONGリストバンド。これはガン患者であったアームストロングが、ガン患者への資金提供と、ガン研究費用への寄付ということで呼びかけたもの。あくまでも寄付であって儲けなどは一切ない物である。
ところが悪どいヤツはいるもので、このリストバンドを本来の価格以上で売ったり、コピー商品で儲けをしようとするヤツがいるそうだ。
本来リストバンドを購入することで寄付をするという善意のもののはずが、それを悪用して(あえて悪用と書かせていただく)儲けようというのは善意ではなく偽善である。偽善には善意はなく偽りの善だから悪意より悪どい。
そんな近況を重く見たトレックジャパンは近々LIVE STRONGリストバンドを再輸入するそうだ。これはトレック社にとっても、トレックジャパンにおいても商売ではなくあくまでも寄付。よってこれによる商売はなくあくまでも原価というのが原則。
弊店でもこのLIVE STRONGリストバンドを予約しました。販売価格は仕入価格の140円です。ここにも商売はありません。入荷しましたらご連絡いたします。
10月15日(土)
親バカコーナーでも紹介しているMIYUCHANですが、先日ご両親と来店された際にやたらニコニコしていた。
いやニコニコと言うよりニヤニヤと言った方が適切なくらい。で、私が「ずいぶんニコニコしているじゃん」と聞くとその理由を話して....いえいえ見せてくれました。
PBのヘキサゴンレンチセットを買ってもらったからだそうです。しかも私は初めて見る、カラフルな滑り止めの付いたHEXレンチ。私もちょっとジェラシー。
彼女はたいそうお気に入りのようです。
そもそもクリスマスプレゼントにPBのHEXレンチセットが欲しいと言っていたのを聞いてはいたのですが、お誕生日(だっけ?)プレゼントと言うことで目論見より早く彼女は目的の物をゲットしました。
だいたい親バカです、まだ幼稚園児だった頃、習いもしないアルファベットをいくつか覚えたそうです。ええ、X
と T と R をね(^^;
そんなMIYUCHANパパには先日あるフレームをお買いあげ頂きました。次にはフォークを狙っています。が、当然そういう環境で育った娘さんはお父さんの自転車ばかりがグレードアップしているのを見ていて納得がいくはずはありません。きっと彼女もなにかしらたくらんでいる??
という環境のお母さん号もかなりのスペックのバイクをお持ちだったりして、まぁそういう母ですから「安いパーツはいらない、そんなの買ってくるな。買うならいいやつを買え」と、自転車好きからするとなんとも羨ましい助言をしてくださる奥さんでもあるのだ。
かくしてMIYUCHANファミリーは、相変わらず自転車エンゲル係数の高いご家庭なのだ。
10月24日(月)
展示会シーズンである。ここ1ヶ月ほどずーっと展示会で休み無し。正直疲れた。うーん、展示会情報更新しなきゃ....
さて展示会、東京会場って言うとやはり都心で行われる。と、当然そこへ行くわけだけど、都心と言えばビジネスマンの街。そこへ自転車屋さんが行くわけである、なんとなく”らしくない”雰囲気で「ああ、この人は同業者だな」とわかってしまうのが悲しい。以下ありがちなタイプ
・やけに半袖だったり七分丈けのパンツなどをはいていたりする
・メッセンジャーバッグやデイパックを背負っている
・サングラスを額越しに....
・腕にはlive strong
・自転車系ブランドのウエアなど
・何となく垢抜けない雰囲気
で、同業者とわかってしまう。
極めつけは、以前慎高輪プリンスとかニューオータニで展示会などがあった頃、そういうところでもMy Bikeを持ち出して、レーサージャージにビンディングシューズで来られている方を見たときにはびっくりした。
ま、そんなわけで毎週毎週同業者とは顔を合わせるのだが、大体まじめにくるお店さんは決まっていて、遠路はるばる来られる方との別れ際には「じゃ、また来週」というのが決まり文句。交通費もバカにならないだろうなぁ。
また展示会のメーカーによって来られる方々も違ったりする。正当派(何をもって正当とするかは不明だけど)ブランドの展示会ではよく見かける方々が多いが、そうでないブランドの展示会では知らない人ばかり。「ふーん、世界が違うんだ」と思うことしばし。
それにしても、みんなタフだなぁ。おいらは疲れたよ。