徒然日誌 2008年8月
8月10日(日)
おととい自宅の網戸に大きな虫がぶつかったような音がした。しばらくしてから息子が「カブト虫だ」と叫んだ。
東京のはずれの方とは言え、まさか自宅の網戸にカブト虫がくるとは思ってもみなかった。
と、奥さんに話したら「そう?」と言った。
彼女は東京のもっとはずれの方で育った人なので…
8月20日(水)
もう2週間も前の話になってしまうが、スペシャライズドのディーラー向け講習会が開催された。バイクの特徴とかいかに優れているかなど、いわゆる洗脳セミナーである(^^;
同時に富士見パノラマスキー場で試乗会も開催(なかなか豪勢なラインナップだった)されたのでその時のインプレッションを。
まずはロード編。
・ALLEZ ELITE
カーボンバックの105の10S仕様。\200,000也
みんないいやつから乗り始めてましたけど、始めにおいしい物を味わってしまうと基準がそれになってしまうのでそれはイカンと思い、まずは売れ線から。
ファーストインプレッションとしてはなかなかいいじゃん。
そりゃ20万円もするからにはいい走りをしてもらわなければ困る。だいたい自転車雑誌のインプレッションって高い機種ばかりで20〜30万円クラスのロードって「入門編」のような書き方をされ、見下したようなインプレッションも目に付く。
買う側の気持ちとしては20万円”もする”自転車なのにああいう書き方をされると気持ちも萎えちゃいますよね。
私は素直にいいバイクだなと思いました。
・S-WORKS TARMAC SL2
ALLEZで好き勝手書いたところでいきなりオーバー\1,000,000である。
\1,000,000で悪かったらサギである。で、インプレッション。
当然悪いわけはない。軽い、すげー軽い。そして走り初めてすぐ感じたのが「あっ、カーボン」という乗り味。
散々ALLEZで「最近の雑誌は…」等と書いておきながらやっぱりこれに乗っちゃうと価格なりの違いを感じてしまう。
だいたいさっきコンパクトのインナーXローで上っていた坂を、39Tで余裕で上れてしまう。まぁ1台目はウオーミングアップなしでいきなり乗ったというのもあるだろうけど。
でもALLEZも十分いいバイク。と言うのは一緒に走った同業者も同意見だった。
・S-WORKS ROUBAIX SL2
こちらもオーバーヒャクマンエンの\1,050,000也。
このバイクは来期モデルの目玉でもある。乗りはじめて即「あっ、すごく乗り心地いい」でした。ALLEZのあとのTARMAC
SL2はフルカーボンの乗り味を感じさせてくれましたが、それと比べて明らかに、明らかに路面からのごつごつを確実にきれいにいなしてくれている。
バリバリのロードレーサーではない私にはこちらの方が好み。
とは言えROUBAIXはもちろんレーサーですのでレースユースでもガンガンいけます。
というところでロード総評。
やっぱ高いやつはよかった。すごくよかった。が、ALLEZも十分ロードバイクの軽さを感じさせてくれるバイクです。
それにしてもS-WORKS、形といい、グラフィックといい、FACT ISという作り方といい、オーバーサイズBBといい、デカヘッドパーツといい、MADONEである(^^;
乗り味もMADONEと似たような、軽さと快適さを高い次元で両立させています。
ってことでそのうちにTREKがどういう洗脳セミナーを開催するのか、今から楽しみです。
あとこの試乗会の素晴らしかったところはサイズが豊富だったこと。私はタッパだけはあるのでサイズ的には560から580クラスなのだが、うれしいことにちゃんとそういうサイズもあった。なので自分に合ったバイクに乗れたのは良かった。
が、ステムが上向いていたり、ブラケット位置が好みとは違ったり、はたまたタイヤプレッシャーがいくつだったかなどそういうところまではセッティングできなかったので(時間的に)あくまでも参考程度と言うことで。
8月28日(木)
本日の夜、こちらの天気は雷を伴うかなりの大雨。40年も生きていれば雷が近くに落ちるほどの体験は何度かある。が、たいていすぐ去っていってしまっていたのだけれど、今回のやつは違う。少なくとも閉店時間あたりから日付が変わるあたりまで、少なくとも3時間は雷と稲光がすごかった。
そんな状態じゃ二歳になったばかりの娘はさぞかしおびえているだろうと思っていたのだが、全然そんなことはなかったらしい。逆に息子の方が恐ろしがっていたらしい。
なによりこの夏休みの自由研究が「雷」だったので、その発生の仕組みや怖さを十分に知っていたからである。
なんというタイムリーな自由研究になってしまったのだろう。