曙ブレーキ
サイクルショーじゃなくてモーターショーの曙ブレーキブースにてこんな物を見つけました。 Special thanks to FMHS.
アケボノブレーキはブレーキメーカーとして有名なブランドです。きっとあなたの自動車にも使用されているブレーキです。
さて、私なりに解説。
- サーボディスクブレーキ
- サーボ効果とはブレーキング時に生じる、ブレーキを巻き込もうとする力です。この力を利用することによりブレーキレバーを握った以上のブレーキ力を得ることができます。が、
ディスクブレーキにサーボ効果はないはず(と思ったけど、無いわけでない)。
- ディスクブレーキでサーボ効果利用とはどういうことだろう? 説明文にはフローティング片押しシングルピストンと書かれていますので、反ピストン側がサーボ効果によりローターを押しつけるのでしょうか?
それにしても「マグネシウムCNC総削りだしボディ」ということで、このままでは市販されないでしょうね。
- マスターシリンダー&レバー
- マグネシウムCNC総削りだしってことはやっぱプロトですね。モーターサイクルで流行りつつあるラジアルポンプ方式ですね。
- DH用異径対向4ピストンキャリパー
- マグネシウムCNC総削りだしでしかもモノブロック。このままでは絶対に量産しないですね。高すぎます。しかしモノブロックかー、アルミでもいいからモノブロックで量産しないかな。他社に対しアドバンテージになりますから。
- セラミックディスクローター
- セラミックス強化アルミ複合材?これってメタルマトリクスコンポジッド(MMC)のことかな?だとしたら業界初ではありません。プロストップ(って言ったかな?忘れてしまった)でMMCローターありました。また、見るからに厚みがあったようです。
- 蛇足ですが、皆さんお乗りになっているスペシャライズドのM2とかM4などもMMCです。スペシャライズドの説明文を読むと一般的なMMCより高級らしいです。
それにしても上の青いバイク、アンカーのADAPかな?もしくは私も乗っていたFADAP。トルクロッドを介してキャリパーをフローティングさせています。
そしてモーターショーのブースにはFOES DH MONOに装着されていました。この際だから画像紹介しちゃいます。ありがとね、FMHS。
そしてフロントフォークは上の写真だとマルゾッキかマグラのようですが、モーターショーにあったものはKOWA GISMです。といういことは、インターナショナルスタンダードにも、BOXXER規格にも装着できるということです。
本当に発売されるのでしょうか?もちろんこれはプロトですからアルミになるのでしょうけど。ま、期待しましょう。あとはカッコと価格ですね。
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