昨年同様マグネシウム総削りだしボディにアルミ削りだしレバーという、まだプロトタイプと言える状態。しかし昨年の物よりずいぶんと量産仕様っぽくなりました。
なお、ブレーキレバーはライダーの好みに応じて交換できるように３タイプ用意とのことです。
相変わらずパンフレットでは”業界初”のセラミックス強化アルミ複合材と書いてありますが、昨年指摘したようにMMC(Metal
Matrix Composit)は過去にPROSTOPだかどこだかが採用していたはずです。
外周の切り欠きはパッド外周部のかすを取り除くためと言っておっしゃってました。
なお、フロントローターの外径は１８５oとおっしゃってました。
これまたマグネシウム総削りだしというプロトタイプスペックと思える仕様。しかし昨年よりずいぶんあか抜けた形になりました。
昨年は異径対向４ポッドでしたが今回の物はオーバルピストンと書かれております。異径対向４ポッドと同じような特性を”異形”対向２ポッドで出しているわけですね。残念なのはモノブロックではなくなったと言うことでしょうか。
キャリパーはインターナショナル、ポストマウント、ボクサータイプの３種類。アダプターで対応するのではなくキャリパーで対応すると言うことですね。