GT i-driveのモーション
今回のクランケはi-driveのなかでもDH-iです。
写真ー1
まずは心臓部の分解。こんなパーツ類からi-driveはなっています。ユニットの左にある棒のような物がドッグボーンと言い、これがユニット共々i-driveの特徴でもあります。
写真ー2
i-driveの転動部のアップ。光っているところがベアリングのレース部。上部写真にはベアリングと玉押しがあるのがわかります。そう、i-driveはヘッドパーツとまったく同じ構造になっています。ヘッドパーツを90°横にしたものです。
そいうわけでここはメンテの必要があります。
写真ー3
メインピボットです。廉価モデルはブッシュによる滑り軸受けになっていますが、上級モデルは写真のようにベアリング、しかもニードルローラーベアリングでの転がり軸受けになっています。写真ー1にシルバーのブッシュと小さなO−リングが二つあります。ブッシュがこの中を通り、O−リングが異物の介入を防いでおります。
ニードルローラーベアリングは荷重を線で受けることができるので耐荷重性はよいですが、異物介入によって作動不良を起こしやすいので、ここもメンテが必要でしょう。
で、ここからがi-driveの本題。
まずはi-driveの動きを見てみます。
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次にサスペンション全体の動きを見てみましょう。
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せっかくだから普通の I-DRIVE の動きも見てみますか。
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