徒然日誌    2004年9月

9月23日(木)
とっても久々の書き込み。特に何があったわけでもなく?、しかし何もなかったわけではない。ただどうもホームページってやる気のあるときにはやり続けるけど、ちょっと遠ざかっているとやる気が失せて書くのが面倒になる。と言うわけでもないけれど、ここのところ整備日誌はそこそこ書き続けていたけど、そうするとこちらの日誌はなぜか遠ざかってしまっていた。
で、そこでいざ書こうと思うと不具合がでたりする。そう、不具合がでたのである。
またしても壊れやがりました、私のパソコン。
店ではノートを、自宅にはデスクトップがあるけれど、やっぱいつでもどこでも使用できるノートは大変便利なわけで、そうするとデスクトップは使わなくなってくる。そう、私にとってはノートがプライマリー機であり、デスクトップはセカンダリーマシンなのです。
使い慣れてくるとノートの小さくてストロークの短いキーボードはレスポンスが素早くデスクトップのキーボードより打ちやすい。ので、デスクトップのキーボードもノート並の物にしたのだがいまいちタッチが堅く好きになれない。
更にウインドウズの操作に関してもタッチパッド+キーボードによるショートカットは大変便利であり、いちいちマウスで机のあちらこちらを移動するのが馬鹿らしく思えてくる。っていうか面倒である。そんなわけでデスクトップにタッチパッドを付けられないかな?と心から思う今日この頃。
と言うほどノートが重宝に感じている私ですが、そんな大事なノートがぶっ壊れたのである。物好きにこの日誌を読みあさると、現在のノートを買ったのは2年前の12月、そう、1年と9ヶ月で壊れました。たった1年と9ヶ月で。減価償却もしきっていないと言うのに壊れてしまった。
まあ今はほぼ復旧したのでこうやって書いているのだけれど、その顛末を以下に記す。
と思ったけどまた私が書くと長くなるので、何回かに分けて書きます。←自転車ネタじゃなくてすみません。

9月25日(土)
だいたいこのノートは最初の頃からあまり調子よくはなかった。数ヶ月前からタッチパッドが反応しづらくなるという現象を抱えていた。仕方なくマウスを使うのだが、小さくて軽く携帯性の良いのがノートの取り柄なのにマウスを持ち歩くなんてとっても不合理に思えた。けど使えない物は使えないんで仕方なく持ち歩いていた。買ってすぐに液晶に傷が入った。どうも筐体の剛性不足のようで、キーボードが画面を傷つけてしまったようだ。更にキーボードも反応が怪しいこともあった。
等という不具合も出ていたけど、まさか1年ちょっとで壊れるとは思えずだましだまし使っていた。
さて1ヶ月くらい前からでしょうか、まれに立ち上がらないことがありました。1度立ち上がらなくなると30分以上は何もせずに待機しなければうまく立ち上がらなかった。が、症状は悪くなっていきついにはどうにも立ち上がらなくなってしまった。
いろいろ調べてみると私と同じ機種で同じような現象にあった方もいたようで、結局保証期間が過ぎてしまうと数万円の修理代とある程度の期間が必要らしい。と、わかると直している場合ではなく、さっさと新しいのを探しに出かけた。
私が望むのは携帯性に優れたノート。よってA4サイズではなくB5サイズの小さいやつ。CDやDVD、FDDなんて物はいらず、とにかく小さく軽くバッテリーのもつ物。しかし1024X768の画面サイズは欲しい。となるとP社かS社しか魅力的な物はない。
初めて買ったノートはP社の物だった。が、このノート4年もたずに逝ってしまった。で、次に買ったのがS社のノート。このときもやはりP社かS社で悩んだ。が、軽さと薄さ、そして無線LAN付きということでS社の物を買った。が、2年たたずに壊れた。ので、もう絶対買ってやるもんかと心に誓った。
さて、いろいろ調べたり店頭で現物を見たりしているとやはりP社の物の方が私にとっては魅力的。で、探すんだけど欲しい機種がどこにもない。どうも生産中止で次期モデル待ちのよう。うむむむ・・・・
隣には絶対買ってやるもんかと心に誓ったS社の製品。とは言うもののこの薄さは魅力である。しかし遅いマシンだったしすぐ壊れたし、しかも数日で新しいモデルが出るらしい。今まさに型遅れになろうとしている機種を買うほど、特にパソコンのように進化の早い物ほど型遅れを買うのはばかばかしい。結局パンフレットだけをもらってとりあえず一時退散。
さて、自宅で更にいろいろ調べてみる。P社はとにかく物がない。仕方なく絶対買ってやるもんかと誓った方のパンフレットを目に通していると、1年ちょっと経てばさすがにCPUも進化したようだ。が、大きさにかわりはなく若干ながら更に軽くなっている。もっと調べるとバッテリーは同じ物でAC電源も同じ。と言うことは予備バッテリーとして使えるわけで、更にACも店と家に置いておけば持ち歩く必要がない。店頭に置いてあったやつと次期モデルのスペックを比べてみると、ちょっとしたアプリケーションが変わったくらいで、肝心な機能的な部分に関しては全く変わりはない。しかも店頭小売価格は一世代前になるからと言うことか、P社より8万円近くも安く提示されていた。
と言うわけで、結局絶対買うまいと思っていたS社の物を買ってしまった(^^;
使ってみると、まあさすがに進化はしているようで速くもなったし、使いかっても良くなった。同じようなトラブルを起こさないようにそれなりの対処もした。もう壊れないで欲しい。

10月1日(金)
ここのところ展示会つづき。色々まとめたり頭の中を整理したりするのに大変。先日はロックショックスの展示会。新しい機構が取り入れられその説明があったのだがいまいちピンとこない。もちろん効能はわかる。パンフレットに書いてあるから。しかし構造やら仕組みやらを事細かに知りたい私としては、カットサンプルなどを手にとってじっくりと眺めながら理解、納得したかった。が、プロジェクターを用いた説明だけではいまいちピンとこなかった。けどプロジェクターを用いての説明が大変理解しやすかったと好評だったらしい。う〜む、私だけが理解していないのだろうか・・・・そうとも思えないんだけど。マニトウのSPVについてもイマイチ理解していないお店の方が多いようなんだけど・・・・
家に帰ってきて何度も何度もパンフレットを読み直し、プロジェクターでの説明を思い出しながら、仕組みや構造を頭の中で空想すると何となく想像できるようになってきた。
マニトウのSPV、ロックショックスのモーションコントロール、目指すところは同じ、路面からの衝撃などサスペンションストローク速度の速いときにはしなやかに作動し、しかしコギ程度のストローク速度のゆっくりな領域ではむやみに動かさず、パワーロスをさせないもの。しかしそのためのアプローチは異なり、片やエアによってダンピングコントロールを司るのに対し、片やバルブの開閉とその開弁圧、そして内蔵部品のたわみやすさでコントロール。
では実際にどちらが理にかなっているのか、構造的に優れているのかと言うと、私としては”あちら”かなと思う。が、それはあくまでも机上論であり、実際に現地で乗ってみなければ何とも言えないでしょう。楽しみです。

10月9日(土)
さて右写真はもてぎにあるホンダのコレクションホールで撮影した1960年代の50ccオートバイGPレーサーのブレーキ。なにせ50ccですからほんの少しの抵抗も馬鹿にはできなかっただろうし、もっと排気量の多いバイクに比べブレーキの頻度も制動力自体も必要なかったのでしょう、どこかで見たようなブレーキと全く同じ物が使われています。もちろん大きさもデザインも違いますが、構造は全く同じ。
今やディスクブレーキに取って代わられようとしていますが、これってまるっきりのコピーのような気がするのは私だけではないはず。

10月11日(月)
9日の日誌に好ましくない表現をしてしまったと思い、一部削除しました。
さて、ここでWTNB氏のお話でもしましょうか。
氏は営業職の方である。氏曰く、「営業は話題が豊富でなければならない」とのこと。そりゃそうだ、仕事の話ばかりしていても話題が尽きてしまうこともあるし、思わぬところで共通点でも見いだせれば、それが発端となってお仕事にプラスとなることもあり得る。なんてことがそう簡単にあるとも思えないけどそう簡単に起こってしまったという話し。
氏があるお客様と商談をしていたとき、たまたま商談相手が当時出たばかりのセリカGT-FOUR RCという、知っている人は知っている、知らない人にはだから何なの?という車を購入されたそうな。当時氏はラリーやジムカーナをやっておられたこともあって興味津々。そりゃそうだ、ホモロゲモデルですもん。そんな希少な車を購入する商談相手ってことで当然車談義。商談相手曰く4駆はサイドターンができないということであったが、そこは百戦錬磨?のWTNB氏、「ちょっとやらせて」と一言、バッチリ決めたそうな。と、すげぇすげーってことになってあっさり商談成立。世の中思わぬことが自分にとってプラスになるものである。そんな氏はここ最近自転車という新たな趣味を見いだし、これまた顧客ゲットにプラスになりそうな今日この頃?
が、しかしそんなWTNB氏の目の上のたんこぶ?がKRD氏。KRD氏とは昔からのラリー仲間。KRD氏は武勇伝には事欠かない方だそうだか、まあ当時から色々いじめられたそうな。ここ最近は富士見でいじめられております(^^ゞ
ジツハワタシモコノアイダフジミデKRDシニインヲササレタ。チクショー、コノカリハカエシテヤルゼ。

10月30日(土)
実は私はモーターサイクルライダーでもある。いや、あった。けど復活なのだ。
車検切れして2年半のオートバイをここへきて車検取得したのだ。これで乗れるのだ。
2年半も動かさないでいると相当不具合が生じる。いや、実は動かしていたというか、たまーにエンジンかけたりしていた。が、ちょっと前からトライしようにもエンジンかからなかったりした。さすがにこのままじゃヤバイ(いや既にヤバイ)と思い車検取得を思い立った。
昔の私ならきっと自分であっちこっちバラしていじってってやったと思うけど、今や貴重な休みの時くらい手を汚したくないと思ってしまう。と言うより、餅は餅屋にと思うようになったのである。
自分のバイクは自分が一番知っていると思ったら大間違いで、自分のバイクは知っていてもそれはたった1台のみを知っているだけで、世の中には同じ機種のバイクがあるわけで、それらに共通したクセというかウイークポイントなどがあったりする。それは数をこなすからこそわかり得ることで、たった1台しかさわらなければとうていわかり得ないことである。と言うことを現職になってつくづく感じたので今回はオートバイ屋さんにお願いしました。
車検は切れているしエンジンはかからないから当然取りに来てもらうわけだが、その場面を見たうちの奥さん曰く、「ドナドナドーナード〜ナ〜」という感じだったそうである。車検から上がってくるまでは結構時間がかかった。金額もそれなりだった。はじめに聞いたときには予想より高額だったのでちょっとビックリしたけど、作業内容を聞いて納得。と言うのも現職でもよくあったりすること。
ガソリンは腐っており、キャブレターのフロートもダメだったそうな。しかもそのうち一個は形も消えかかっていたとか?
エアクリーナーも腐っておりボロボロ。いやー、エンジンかからなくて良かったかも。エンジンかかってたらボロボロになったエアクリーナーを吸っていたかも。他諸々をやっていただいたのだが、驚いたのはチョークワイヤーが劇的に軽くなっていたこと。今までは変だとは思いつつもかなり渋いワイヤーを無理矢理に引っ張っていたが、今やワンタッチといえるくらいに軽くなっている。これはまるで徐々に埃や錆によって渋くなってきたシフトワイヤーやブレーキワイヤーが、ワイヤー交換だけで劇的に軽くなったのと同じですね。
オーナーは徐々に悪くなって行くからわからないけど、専門家が見ると一発で良いか悪いのかがわかるのである。
んで、試乗。
おぉ、発進からアクセルのツキが良い感じ。私のオートバイはあまり低速があるとは言えないことで定評な○○○○のオートバイ。だけど発進がしやすくなった。仕事終わってあっちこっち走り回りながら、エンジン暖まればそりゃ全開。おぉ〜、久々に味わう加速感。そうねぇ、ランエボなんて目じゃないゼって加速。こりゃ気持ちいい。1速でぶんまわしゃフロントが浮き気味なのも調子よいときと同じ。っていうかもっと良いようなうれしい加速感。
しかし、久々でイマイチうまく振り回せないのも事実。これは単にライダーのせい。でもやっぱ自転車のような軽さはとうてい望めない。つい先日富士見Bコースで、LIQUIDを振り回したような、あの軽快感はまったく望めず持て余す。
そして寒い。自転車ならちょっと漕げば今やちょうど良い季候だけどオートバイじゃ寒い。うむむむ・・・・
と言うわけで、せっかく車検とったけど寒いし、車動かさなきゃ出せないし、乗る時間もないしってなわけで、次の車検まで何キロ走れることやら。

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