徒然日誌　　　　２００６年４月

４月５日（水）
昨日あるチェーン店の飲み屋に行った。とりあえず飲み物頼んですぐに食べ物も頼んだ。サラダと焼き鳥など他ちょっとしたつまみ系等々。はじめのうちは頼んだ物、ちょろっと出てきたが次がなかなか来ない。待っても待ってもなかなかでてこない。いや、出てはくるけどちょっとずつ、そしてすごく時間がかかる。だんだん頭にきてどうなっているのか確認したら「すみません、今すぐに持ってきますから」と言われて数十分、ようやく頼んでいた物がテーブルへ。でもやっぱりまだこない物もある。隣のテーブルの方も頭にきていたようで「もういい」と言って帰っていった。私もそろそろ我慢の限界と思っていたら頼んでいたサラダがきた。注文後１時間３０分くらい。
とにかくサラダを平らげてチェックをお願いするもいくらになるか言ってこない。いい加減頭にきて勝手にレジに行ってテーブル番号伝えたら「６１９５円です」と即答えた。ここの店ではチェック頼んでもテーブルまで伝票持ってきてくれないよう。まったく基本からなっていない。
もう２度とこの店には来るまい。家に帰ってきてから飲み直したのは言うまでもない。

４月１４日（金）
TAKUYAのDHバイクGLORY　TEAMが今日届いた。ジャパンシリーズ第１戦まであと１ヶ月を切った今日届いた。
新チームへの加入、出たばっかのニューバイクでデータ全くなし、BOXXERも変わった、怪我により練習もできなかったというところへ期待のニューバイクが届いた。
普段のメカニックサポートの私もこのバイクは当然初めてだしフォークも今までのBOXXERとは違うし、とにかくTAKUYAに渡す前に私自身もこのバイクを知らなきゃと思い色々勉強しているしているところにTAKUYAが取りに来た。
私だってまだ理解しきっていないし、TAKUYAもまだ完璧には飲み込んでいない。しかしとにかくバイクに慣れなきゃならない。サスペンションセッティング以前にまずはポジション出しのセッティングなどから始めなきゃならないのでさっさと渡した。だって私が占有している場合ではなく、まずはライダーに乗ってもらって慣れてもらわないと。
近いうちにサスペンションセッティングも出しに行かなきゃ。
皆さんも期待のニューバイク、驚きの価格で登場（特にGLORY COMPは）したので多くの方も気になるはず。そこら辺をサクッと乗ったTAKUYAは「軽〜い。持って軽いしコギが軽い！」とファーストインプレッションは大満足。私も乗らせてもらったけど確かに軽い。漕いでもまったりしていないし、ちょっとしたところから飛び降りても「ストン」ときれいに吸収してくれる。うーん、シーズンインが楽しみだ。
新チーム加入だし、2006登場のニューバイクだし、なにより言い訳できないバイク＆環境なので皆さんの期待に応えられるようにガンバって欲しいものです。
応援よろしくお願いします。v(^^)v

４月１６日（日）
最近の通勤の足は試乗車君ことスペシャライズドのEPICもしくは弟のTREK LIQUID。もちろんスピードの乗るのはEPIC、LIQUIDはさすがに分が悪い。ポジションもまったく違うし。しかし通勤を楽しむのなら断然LIQUID。そこらにあるちょっとした段差が楽しめるポイントにもなりえる。そんなわけでEPICの時とLIQUIDの時では通勤路も異なる。EPICの時はちょっと遠回りしたり、グイグイ漕いでいったり、しかしLIQUIDの時は楽しめる通勤路を選ぶ。
さてそんなわけで日によって乗り換えたりするわけだが、ちょっと困るのはライトのホルダー。EPICにはNATIONALのライトホルダーが、LIQUIDにはCATEYEのホルダーが付いている。しかし普段使っているのはほとんどNATIONALのライト。よってLIQUIDに乗って帰るときは片手にライトを持ちながら自転車を漕いだりしていた。が、ちょっと強引にライトをホルダーに押し込めばちゃんと噛まないけどそれなりにしっかり装着できることに気づいた。ので最近は無理矢理押し込んで使っていた。
今日は久々にLIQUIDでの帰宅。当然帰り道は楽しめる道(^^ゞ
ちょいちょいと遠回りしていつもの階段に勢い良く飛び込む。もちろん人がいないのを確認してから。ダダダッと数段下ったらライトがぶっ飛んだ。まるでスローモーションのようにライトがぶっ飛んだ。電池はぶっ飛びレンズはどこかに行っちゃった。
やっぱダメだったか…

４月１８日（火）
この冬のパラリンピックで大活躍したシルバーメダリスト、森井大輝選手が来店された。トリノでの報告と裏話、そして取り巻く環境というか色々なことを聞かせて頂いた。
冬の大会ということは当然ながら雪のある国が有利で、そういう国はちょっと山を上がれば練習ができるとか、国をあげて力を入れている国では補助も多く、雪のあるところへ練習に行くことができるとか、まあ選手の強さとかだけではなくそういうところでもレベル差があるのだとか。
ビックリしたのはアルメニアという国で、金メダルを獲得すると、なんと５０００万円＋住宅が支給されるとかで、次回のパラリンピックではもっと上がるそうな。
そんな森井君の友人であるアルメニアの選手曰く「私たちの国に数十億という援助をしてくれている日本でシルバーメダルを取ったなら、いったいいくらもらえるんだい？」との問いに対し森井君が答えたら向こうもビックリしていたそうな。もちろん違う意味で。
さてそんな森井選手、今一番しなくてはならないことがスポンサー探し。
今現在森井選手はスポンサーないし実業団として雇ってくれる企業を詮索中だ。そう、今彼は無職なのである。これがシルバーメダリストの現実である。アルメニアとは違うのである。森井選手は今後もなおスキーを続けていきたいと思っている。しかし続けるには当然お金も必要なわけである。
パラリンピックで銀メダル、そのような付加価値の付いた選手である、その手の業界に売り込みに行けばおそらく容易に（とは言わないけど）サポートしてくれるであろうメーカーは何社かあるだろう。しかし彼レベルの選手が安易にそのような企業と契約すると、後に続く選手達の分を喰ってしまうことにもなりかねず、それは彼のプライドが許さないらしい。そういうわけで未知の分野でのサポートを希望している。未知の分野でサポートをしていただくことによりチェアスキーをもっと世間に知らしめることができるわけでもあり、また後輩達の新たなサポート先を開拓することができるわけである。
企業の皆さん、いかがでしょうか、こんな付加価値の付いた人間を使ってみませんか？
彼の一番の希望は「三多摩地区の企業様（もちろん個人様も）とスポンサー契約をしていただき、３６５日スキーできる環境」を作れれば、もしくは「実業団として雇っていただければ」ということである。
そう、彼はやる気なのである。
三多摩地区と言っているのはやはり彼の地元であり、まずは地元での認知度を高めたいという希望があるからである。しかしこれはあくまでも希望であり、もっと違う方面からのスポンサーもしくは実業団として迎え入れてくれる企業様ないし個人様がいらっしゃるのであれば大いにお願いしたいと言うことである。
企業、個人の皆様、森井君をうまく使ってみませんか？

それにしても彼は最近の若者らしくなくとても礼儀正しい。そして気さくな人柄。自分の成績におごることなく低姿勢である。これって卓也に通じるところがあるなぁ。能ある鷹は爪隠すのか。
そうそう、家業が大工さんってのも共通項だなぁ。

さて初めて目にした銀メダル、ずしりと重かった。
これまた裏話だけど金メダルは銀の上に0.5ミリ厚の金メッキなんだそうな。

４月２３日（日）
GLORYをゲットしたTAKUYAは、負傷により満足に自転車に乗れなかった日々のうっぷんを晴らすかのように、早速DHの練習に励んでいる。昨日は師匠のテックインの朝日選手と攻めまくったそうだ。
TAKUYA曰く「朝日さんすごーい」と言わしめたのは氏のセッティング能力。GLORYに結構満足していたTAKUYAだが、朝日選手にちょこちょこっとサスペンションをいじってもらったら、すごく乗りやすくなったそうだ。前から後へと荷重が抜けていく感じがとても良いとのこと。
ふーん、TAKUYAもサスペンションのセッティングの違いを感じ取ることができるようになったんだ。って変な言い方だけどTAKUYAは自らセッティングするというのはまだ勉強中。だけどヤツは頭じゃなくて体でそこらへんを感じ取ることができるようになってきたんだよねぇ。残念ながら私はTAKUYAのようなペースで走ることはできないけど理論はある程度わかっているつもり。で、その理論に基づいてTAKUYAと話していると、理論はまだよくわかっていないけど体がわかっているTAKUYAと意外や話が通じちゃうんだよねぇ。
なんかどこぞの漫画の豆腐屋の息子みたいだ。ってことはこの先どうなるか楽しみではある。

４月２６日（水）
東京都では都税滞納者から差し押さえた自動車の公売を都民広場で行うそうである。通常はインターネットが主流だが、今回は対面型オークションで行うとのこと。オークションにかけられる自動車は、購入後１年未満と思われる自動車もあるようだ。
笑ってしまうのが最低額がロールスロイスなんだそうだ。
ま、それはともかくそれだけの財産を持っているのならちゃんと納付すべき物は納付すべきである。
義務を果たさず権利ばかり主張する輩が多いのには本当に困る。
しかしこれらの税金の使い方には相変わらず疑問がつきまとうけど。

４月３０日（日）
季節柄、今店内はDHバイクが多い。お買いあげいただいた物、整備のお預かり等々。ほんの１〜２ヶ月前とは全然違うって感じ。

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